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『罠の戦争』第10話 “鷲津”草なぎ剛、野心に火がつき暴走 周囲の人々に波紋が拡がる

ドラマ

ドラマ『罠の戦争』第10話より
ドラマ『罠の戦争』第10話より(C)カンテレ

 草なぎ剛が主演を務めるドラマ『罠(わな)の戦争』(カンテレ・フジテレビ系/毎週月曜22時)の第10話が20日の今夜放送される。

【写真】総理大臣の竜崎(高橋克典)と対峙する鷲津(草なぎ剛) 『罠の戦争』第10話場面カット

 『銭の戦争』『嘘(うそ)の戦争』に続く戦争シリーズ第3弾の本作は、弱者による強き権力者への復讐(ふくしゅう)劇。愛する家族を傷つけられた議員秘書が、知略を尽くして鮮やかな“わな”を仕掛け、悪しき政治家を失脚させるリベンジ・エンターテインメントだ。草なぎの民放ドラマ出演は、2017年の『嘘の戦争』以来6年ぶりとなる。

■第10話あらすじ

 内閣総理大臣補佐官に抜てきされた鷲津(草なぎ)は、総理のお墨付き議員として躍進するが、ある日、週刊誌に政治資金規正法違反の疑いを取りざたされ、流れは一変。政界内には怪文書が出回り、立場が危うくなる。鷲津は、幹事長を退いた鶴巻(岸部一徳)の仕業だとにらみ、虻川(田口浩正)が鶴巻の私設秘書として永田町に戻ってきたことにも一抹の不安を覚える。

 しかし、竜崎(高橋克典)のある一言で、いつの間にか芽生えた政治家としての野心に火がつき、今度こそ鶴巻を完全に排除すると竜崎に宣言する。後日、由貴(宮澤エマ)が鷲津の留守中に事務所へやって来て、鷲津に頼まれたあるものを置いて帰る。権力を使って記事をつぶされて以来、由貴は鷲津への信頼を失っていたが、ある思いから協力する気になったらしい。しかしそれは、ある人物の差し金だった。

 鶴巻の不正を暴くことに躍起になる鷲津は、次第に代議士としての本来の職務もおろそかにするようになり、貝沼(坂口涼太郎)は愚痴をこぼす。梨恵(小野花梨)や眞人(杉野遥亮)もまた、怪文書の一件で、誰が事務所の内情をもらしたのか疑心暗鬼になっていた。そして可南子(井川遥)も、多忙を理由に家庭を顧みず、人が変わったかのような夫に複雑な思いを抱く。

 ドラマ『罠の戦争』はカンテレ・フジテレビ系にて毎週月曜22時00分放送。

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