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福島第一原発事故を描く『THE DAYS』、異なる視点が交錯するティザー映像 追加キャストに石田ゆり子ら

ドラマ

Netflixシリーズ『THE DAYS』キャスト(上段左から)役所広司、竹野内豊、小日向文世、小林薫(下段左から)音尾琢真、光石研、遠藤憲一、石田ゆり子
Netflixシリーズ『THE DAYS』キャスト(上段左から)役所広司、竹野内豊、小日向文世、小林薫(下段左から)音尾琢真、光石研、遠藤憲一、石田ゆり子

関連 :

役所広司

竹野内豊

小日向文世

小林薫

音尾琢真

光石研

遠藤憲一

石田ゆり子

中田秀夫

 2011年に起きた東京電力福島第一原発事故を役所広司の主演で描くNetflixドラマ『THE DAYS』が、6月1日より世界独占配信されることが決定。併せてティザー予告第2弾が解禁されたほか、追加キャストとして音尾琢真、光石研、遠藤憲一、石田ゆり子の出演も発表された。

【動画】「運命か? 過ちか?」 異なる3つの視点が交錯する『THE DAYS』ティザー映像

 全8話のシリーズドラマとなる本作は、入念なリサーチに基づき、3つの異なる視点から事故を克明に捉えた重層的なドラマ。あの日、あの場所で、本当は何が起こっていたのかを、政府、会社組織、そして現場で命を懸ける者たち、それぞれの視点から描き真実に迫る、緊迫の7日間を描く実話だ。

 主演の役所広司は、最前線で指揮をとった東電福島第一原発所長の吉田昌郎を演じる。1・2号機当直長役に竹野内豊。福島第一原発から225キロ離れた首都・東京から陣頭指揮する総理大臣役に小日向文世。そして、真っ先にベントを実行するベテラン運転員には小林薫。

 企画・プロデュースは、『コード・ブルー ‐ドクターヘリ緊急救命‐』シリーズなどを手掛ける一方、『はだしのゲン』といった骨太な社会派ドラマを世に送り出してきた増本淳。『コード・ブルー』シリーズの監督として増本と長年タッグを組んできた西浦正記と、『リング』シリーズの中田秀夫がダブル監督を務める。

 2011年3月11日午後2時46分、三陸沖約130km付近でマグニチュード9.0、最大震度7(宮城県栗原町)の地震が発生。日本列島を激震させた地震から約1時間後、最大15メートルの津波が福島第一原子力発電所を瞬く間に飲み込んだ。だが、それは悪夢の始まりに過ぎなかった。冷却機能を失った原発が暴走を始め、制御不能の状態に陥ったのだ。

 このたび、本作の配信日が6月1日に決定し、ティザー予告第2弾が解禁されたほか、音尾琢真、光石研、遠藤憲一、石田ゆり子の出演が明らかに。音尾は吉田所長を右腕として支える5号機副長役、光石は東央電力副社長役、遠藤と石田は行方不明となる若手運転員の両親役を務める。

 ティザー予告第2弾は、津波が原子炉に押し寄せ、職員が構内を逃げ惑う様子から始まる。「あの日々は、運命だったのか、それとも過ちだったのか」という言葉が浮かび、吉田昌郎所長(役所)が緊迫した面持ちで窓の外を確認する姿へと続く。「4基の原子炉が水没」という信じがたい局面に、沈痛な表情を浮かべる総理大臣(小日向)、ベテラン運転員(小林)、東央電力副社長(光石)、5号機副長(音尾)、若手職員の両親(遠藤、石田)。

 そして最後は、吉田所長や1・2号機当直長(竹野内)らが最前線で事故に対峙し苦渋する姿と、「彼らは罪を犯したのか」という重い問いかけで締めくくられる。実力派俳優たちのアンサンブルによって、それぞれ異なる立場から「何があったのか」を重層的に描く本作への期待が高まる映像となっている。

 Netflixシリーズ『THE DAYS』は、6月1日より全世界同時配信。

Netflixシリーズ『THE DAYS』ティーザー予告「運命か? 過ちか?」篇

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