『らんまん』酒蔵から放り出される“綾”太田結乃に視聴者同情「可哀想すぎる」
神木隆之介が主演を務める連続テレビ小説『らんまん』(NHK総合/毎週月曜〜土曜8時ほか)の第1週「バイカオウレン」(第4回)が6日に放送され、酒蔵から放り出される姉・綾(太田結乃)の姿が描かれると、ネット上には「ツライね」「傷つく」「可哀想すぎる」といった声が集まった。
【写真】明日の『らんまん』場面カット 雪が降る中、万太郎(森優理斗)を見つけた姉・綾(太田結乃)
連続テレビ小説第108作となる本作は、実在の植物学者・牧野富太郎をモデルに、土佐の酒蔵・峰屋の跡取りとして生まれた植物学者・槙野万太郎(神木)の波乱万丈の物語を描く。万太郎の妻となるヒロイン・寿恵子を浜辺美波が演じる。
秋になると峰屋に酒造りの季節がやってくる。万太郎(森優理斗)はというと、相変わらず体は弱いものの植物への関心がいっそう強くなっていた。
ある日、万太郎は自分のお目付役でもある竹雄(井上涼太)が口うるさいことにヘソを曲げて酒蔵に逃げ込んでしまう。その様子を見ていた綾は、一瞬ためらいながらも万太郎を追いかけて酒蔵に足を踏み入れる。
初めて入る酒蔵の中で大きく息を吸い込んだ綾はゆっくり歩を進める。しかし親方の寅松(嶋尾康史)は、綾を見つけると「おなごが蔵に入ったらいかんですき!」と酒蔵から追い出してしまう。寅松は綾に厳しく言い聞かせるように「おなごが入ったせいで腐造を出したらどうするがぜ? おなごは汚れちゅうがじゃ。入ったらいかん」と言い放つのだった。
女性に対する偏見や迷信、理不尽なしきたりが信じられていた時代を象徴するような描写に対して、ネット上には「そういう時代とはいえツライね」「傷つくわ〜」「お姉ちゃん可哀想すぎる」などの同情が相次ぎ、さらに「綾ちゃん女は汚れてないよ!!」「綾ちゃんに教えてあげたい。令和には女性杜氏が沢山活躍しているんだよ…」といった投稿も多数寄せられていた。