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マッツ・ミケルセン、来日!『インディ・ジョーンズ』出演決定時の運命的なエピソード明かす

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映画『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』出演のマッツ・ミケルセン、「大阪コミコン2023」に登場
映画『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』出演のマッツ・ミケルセン、「大阪コミコン2023」に登場(C)2023 Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights Reserved.

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 「インディ・ジョーンズ」シリーズ最新作『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』の公開を前に、インディ(ハリソン・フォード)の最後の冒険を阻む因縁の宿敵であり元ナチスの科学者フォラーを演じるマッツ・ミケルセンが、6日、「大阪コミックコンベンション2023」(大阪コミコン2023)に登場し、会場を沸かせた。

【写真】マッツ・ミケルセン、日本のファンに指ハート!

 「インディ・ジョーンズ」は、スティーブン・スピルバーグ監督×「スター・ウォーズ」シリーズを手掛けるルーカスフィルムの豪華制作陣がタッグを組み、主演をハリソン・フォードが務めた、世界中で人気を誇るアドベンチャー・シリーズ。考古学者にして冒険家の主人公インディ・ジョーンズが秘宝を求めて世界中を飛び回りながら、さまざまな危険や謎に立ち向かい冒険を繰り広げていく。ハリソン・フォードがインディを演じるのは本作が最後となる。

 ハリウッドを代表する名優たちと、製作総指揮を務めるスピルバーグから監督のバトンを受け取ったジェームズ・マンゴールド監督が贈るインディ・ジョーンズ最後の冒険の公開に向け、マッツが来阪し、アメコミ・映画・ポップカルチャーの祭典「大阪コミコン2023」のステージに登壇した。

 イベントスタート前に予告編が流れると会場のボルテージが高まり、立ち見が出るほどの超満員の会場が、彼の登場と同時に大きな拍手と割れんばかりの歓声が。ステージ上のマッツの一挙手一投足に、会場は黄色い歓声が飛び交い、MCの「もう30分マッツさんが手を振るだけでもいいかも知れないですね」とのコメントに会場は爆笑に包まれた。

 コミコン初の開催地となる大阪の地で一体何を語るのか期待が高まる中、2017年の東京コミコンに続いて、今回の大阪コミコンでも来日してくれたことに、日本のファンのことを気に入っているのでは?とMCから聞かれると、通訳を待たずに「ハイ!」と日本語で即答。「世界でも日本のファンがベストです。日本のファンはとてもスイートで思いやりがあります。今日は時間が限られていますけれど、もっと時間がとれたらなと思っています」と日本のファンへの愛情を語り、会場のファンのハートをわしづかみに。

 さらに、「こんなにいい人なのにどうして悪役が似合うのでしょうか?」とのファンからの質問には「たぶん(発音の)アクセントが面白いからかな?」とユーモアを交えてコメント。「でも私自身は、悪役とはあまり思っていないんです。コインの裏表のようなダークサイドだと思っていて、それを出来るだけ表現するようにしています」と数々の印象的なキャラクターの演技ポイントを明かした。

 そして『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』について、オファーを受けた時の気持ちを聞かれ、「とてもハッピーでした」とマッツ。「実は、このオファーをいただく1週間前に、友人と話をしていたんです。彼は私に、『君は色々なフランチャイズに出たよね。マーベルも出たしスター・ウォーズも出たよね』と出演した作品をリストアップして、『あと出てないのはインディ・ジョーンズかな』と言っていたのです。そんな会話をしてから1週間後にオファーの電話を受けたんです。すぐにその友人に喜びのメッセージを送りましたよ」と“運命”的なエピソードを披露した。

 ハリソン・フォードについては、「実は初めて彼に会った時には“ハリソン・フォード”に会ったというより、“インディ・ジョーンズ”に会ったのです。彼とは(撮影待機用の)トレーラーで会ったので、もうコスチュームも着ていて、ムチも持った状態だったんです。ですから、私が最初に会ったのは、“ハリソン・フォード”ではなく”インディ・ジョーンズ“だったんです」と、気が付けば伝説の作品世界に入り込んでいたかのような感慨を吐露した。

 自身が演じた“フォラー”という悪役については、「すべて話をしたいけれど、それを聞いた皆さんを消してしまわないといけない」と茶目っ気をみせつつ、「今お話できるのは、このキャラクターは科学者で1930年から40年代にドイツにいた人ということだけです。でもそれでピンと来る方いらっしゃるんじゃないでしょうか」とヒントも。

 今作で自身のどんなシーンを観てもらいたいかと問われると、「私が演じるフォラーが登場していないシーンを、自分自身見るのがとても楽しみなのです。クレイジーだし、美しいシーンがたくさんありますので、公開日の6月30日を私自身も楽しみにしてるんです。自分が出たシーンで言いますと、電車での結構長いシーンがあります。あまり詳しくは言えないですが、かなりドラマチックで綺麗なシーンになってますので、是非楽しみにしてください!」と最新作の魅力を語った。

 最後に、マッツは日本のファンへに向け「皆さんこのままでいてください。皆さんはとても素晴らしい。そのままで変わらずいてください。また来ます!」と熱いラブコール。退場時にもファンへ投げキッスと指ハートをプレゼントすると、会場はファンの歓喜に包まれた。

 映画『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』は、6月30日より全国公開。

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