ドウェイン・ジョンソン、自身主演のスピンオフで『ワイスピ』に復帰 ヴィン・ディーゼルと和解
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ヴィン・ディーゼルと確執が取り沙汰されていたドウェイン・ジョンソンが、自身主演のスピンオフ作品で、『ワイルド・スピード』シリーズに正式復帰することが分かった。
【動画】「ワイスピ」復帰を報告するドウェイン・ジョンソン
Varietyによると、現地時間6月1日にユニバーサル・ピクチャーズが発表したもの。ドウェインは、2011年に公開された『ワイルド・スピード MEGA MAX』で初登場し、第6弾『EURO MISSION』、第7弾『SKY MISSION』、第8弾の『ICE BREAK』に出演。ドウェイン演じるホブスは人気を博し、2019年には、ジェイソン・ステイサム演じるデッカード・ショウとともにダブル主役を演じたスピンオフ『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』も公開されたが、主演・製作のヴィン・ディーゼルとの確執が取り沙汰されていた。
新スピンオフはホブスを主人公にした作品となるが、『スーパーコンボ』の続編ではなく、シリーズ最新作『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』と、次回作『Fast X Part 2(原題)』(2025年全米公開予定)の架け橋となる物語になるそうだ。ドウェインは『ファイヤーブースト』のクレジット後にホブス役でカメオ出演を果たしていた。
脚本は、シリーズ数本を手掛け、『スーパーコンボ』でもドウェインとタッグを組んだクリス・モーガンが担当。ドウェインは、自身の映画製作会社を通じてプロデューサーとして参加。ヴィン・ディーゼルも製作に加わる。
ドウェインは、インスタグラムを通じて「『ファイヤーブースト』に登場したホブスの姿を観た世界中のファンのリアクションには感激した。次に皆がホブスの姿を目にする『ワイスピ』は、新しい章を綴る彼が主役の作品で、『Fast X Part 2(原題)』に繋がるものだ」とカムバックを発表。
「昨年の夏、俺とヴィン・ディーゼルは過去をすべて水に流した。俺たちはみな兄弟愛で物事を解決し、愛するシリーズとキャラクター、そしてファンを大切にするつもりだ。これまで、“観客第一”の精神でキャリアを築いてきた。これが俺の指針だ」とつづっている。