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マリオン・コティヤール&メルヴィル・プポーがおくる姉弟の物語『私の大嫌いな弟へ ブラザー&シスター』9.15公開

映画

 マリオン・コティヤールとメルヴィル・プポーがダブル主演するアルノー・デプレシャン監督最新作『Brother and Sister(英題)』が、邦題を『私の大嫌いな弟へ ブラザー&シスター』として9月15日より公開されることが決定。海外版ポスタービジュアルが解禁された。

【写真】「マリオン・コティヤール」フォトギャラリー

 本作は、パリの若者たちを描いた群像劇『そして僕は恋をする』(1996)以来、『キングス&クイーン』(2004)、『クリスマス・ストーリー』(2008)などで日本の映画ファンを魅了し続けてきた、フランスの名匠アルノー・デプレシャン監督の最新作。2022年カンヌ国際映画祭コンペティション部門に正式出品された。

 主演は、『エディット・ピアフ~愛の讃歌~』や『アネット』などで知られ、ハリウッド映画でも活躍するフランスのトップ女優マリオン・コティヤールと、『わたしはロランス』でのロランス役や『それでも私は生きていく』のクレマン役などで素晴らしい演技を見せた人気俳優メルヴィル・プポー。二人が、最高に美しくて、最高に仲の悪い、姉と弟を演じる。

 アリス(マリオン)は有名な舞台女優で、ルイ(メルヴィル)は詩人。アリスは演出家の夫との間に一人息子がいて、ルイは人里離れた山中で妻と暮らしている。二人はもうずっと憎みあっていて、顔も合わせていない。そんな二人が、両親の事故によって再会することになり…。果たして、彼らが憎しみから解放されるすべはあるのか。

 何が理由かはわからないけれど、いつの間にか互いを許せなくなっている二人の、誰もがどこかで思い当たる感情が、驚くほどサスペンスフルに生き生きとスクリーンに息づいている本作。これまでも家族というモチーフを独特かつ卓越した視点でとらえてきたデプレシャン監督ならではの世界観のもと、名優コンビが織りなすドラマに期待したい。

 映画『私の大嫌いな弟へ ブラザー&シスター』は、9月15日よりBunkamuraル・シネマ渋谷宮下ほか全国順次公開。

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