英チャールズ国王、トゥルーピング・ザ・カラーのパレードで騎乗 1986年のエリザベス女王以来
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今週末に行われる英国王の誕生日を祝う定例行事「トゥルーピング・ザ・カラー」で、チャールズ国王が騎馬でパレードに参加する事が分かった。君主が馬に騎乗するのは、1986年以来となる。
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現地時間6月17日に、英ロンドンにて行われる「トゥルーピング・ザ・カラー」。開催を目前に控えた12日に、74歳のチャールズ国王が馬に騎乗してパレードに参加することを王室が発表した。
パレードでは伝統的に君主が馬に騎乗して参加してきたが、エリザベス女王は1986年に愛馬バミーズに騎乗したのを最後に、以降は馬車にて参加。フィリップ殿下も2003年からは女王とともに馬車で参加していた。
トゥルーピング・ザ・カラーは、1748年にジョージ2世の誕生日を祝うために初めて行われ、以来260年あまりにわたって開催されてきた記念行事。今年は1500人の兵士と馬300頭、400人のミュージシャンが参加し、軍列が組まれる予定。当日国王は、バッキンガム宮殿からザ・マルを通り、セント・ジェームズ・パークで英軍各連隊から敬礼を受けた後、バッキンガム宮殿に戻る。宮殿では、国王夫妻はじめ王室メンバーがバルコニーで一同に会し、軍列や英空軍によるパフォーマンス飛行を観覧する。
なお、先週末にはこの行事のためにリハーサルが行われ、30度を超える暑さの中、ウールの軍服に身を包んだ兵士たちが相次ぎ熱中症で倒れる事態が発生。ウィリアム皇太子はツイッターにて、「今朝の暑さの中、リハーサルに参加したすべての兵士に盛大に感謝します。難しいコンディションでしたが、皆さん本当によく頑張ってくれました。ありがとうございます。W（ウィリアム皇太子）」と労いのコメントを発表していた。
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