ヘンリー王子がチャールズ国王と1年半ぶりに面会

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確執が伝えられるヘンリー王子とチャールズ国王が、ロンドンで19カ月ぶりに面会を果たした。2024年2月に、がんを公表した国王を王子が見舞って以来、2人は会っていなかった。
【写真】カミラ王妃と外出するチャールズ国王
Peopleによると、現地時間9月10日午後5時20分ごろ、ヘンリー王子がロンドンにある父の邸宅クラレンス・ハウスを車で訪れる姿がキャッチされたそう。滞在時間はおよそ55分。王室の発表によると、2人は私的にお茶を飲んだそうだ。
英王室を離脱後、自叙伝『SPARE』やNetflixのドキュメンタリー『ハリー&メーガン』を通じて王室を非難したことをうけ、父チャールズ国王ら家族との関係が冷え込んだと伝えられる王子だが、帰国時の警護を巡る裁判で敗訴が決まったことをきっかけに、父との復縁に意欲を見せており、7月には、チャールズ国王とヘンリー王子、双方の上級補佐官による「秘密の平和サミット」が実現したと伝えられる。
王子は今回、9月8日にロンドンで開催されたウェルチャイルド・アワード出席のために、イギリスに帰国。追加で翌日のスケジュールも公表されたため、久しぶりに父子の面会が実現するのではないかと、囁かれていた。
なお王子は、9日にノッティンガムで若者支援のイベントに参加した後、10日にはロンドンに戻り、インペリアル・カレッジ・ロンドンの爆発傷害研究センターを訪問。一方の国王も、このところは北部スコットランドのバルモラル城で過ごしていたが、10日に飛行機でロンドン入りし、クラレンス・ハウスで南オーストラリア州首相のピーター・マリナウスカスと会談するなど、公務を行ったそうだ。