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大人気漫画『聲の形』、山崎玲奈×島太星主演でミュージカル化決定 2023年秋上演

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ミュージカル『聲の形』主演の(左から)山崎玲奈・島太星
ミュージカル『聲の形』主演の(左から)山崎玲奈・島太星(C)大今良時・講談社(C)2023 All Staff Co., Ltd./Musical company It’s Follies

 山崎玲奈と島太星がダブル主演するミュージカル『聲(こえ)の形』が、10月4~8日、東京・サンシャイン劇場にて上演されることが決まった。

【写真】アニメ映画もヒットした『聲の形』がミュージカルに! イラスト入りビジュアル

 大今良時の同名漫画を初めてミュージカル化する本作は、聴覚障害を持つ少女との対話を通じ、「思いを伝えることの難しさと尊さ」を繊細に描く。

 主人公の先天性聴覚障害をもつ西宮硝子役は山崎玲奈。もう一人の主人公・石田将也役は、ボーイズユニットNORDメンバーの島太星が演じる。上演台本・作詞・演出を手がけるのは板垣恭一。作曲・音楽監督は桑原まこが担当する。

 主人公の石田将也は、ガキ大将気質の小学6年生。ある日、同じクラスに先天性の聴覚障害を持つ西宮硝子が転校してくる。ノートを使い筆談で語りかける硝子は、次第にクラスで浮いた存在になり、いじめの対象になっていく。同時に将也は、退屈から解放された日々を手に入れるが、ついに硝子へのいじめが担任の耳に入り、将也はいじめの犯人としてつるし上げられ周囲から孤立していくのだった。その後、硝子は別の学校に転校、将也は固く心を閉ざし、消えない罪悪感を抱えたまま高校3年生になった。

 あの時言えなかった謝罪の気持ちを硝子に伝えるため、将也は彼女の通う手話サークルへと足を運ぶ。小学生時代に謝罪の気持ちを言えなかった将也と、自分がいることで誰かが傷つくと思いつめる硝子。2人が互いの閉ざしていた心を開き、少しずつ気持ちを表せるように成長していく…。

 山崎は「このお話を頂いた時、嬉しさと同時に演じるのはとても難しくて大変だ…とも感じました。何年か前に映画は観ていたのですが、今回改めて原作漫画を読んだところ、ショッキングな内容にどんどん心がしんどくなりました。でも最初から最後まで硝子ちゃんの優しさが私の心をギュッとつかんで離しませんでした。先日の打ち合わせでは作品について板垣さんや島さん、手話指導の方と様々な視点でお話をさせて頂きました。私も硝子ちゃんと同じ高校生として、彼女の『聲の形』を歌や手話を使って表現していきたいと思います」とコメント。

 島は「この度は聲の形という素敵な作品に出演させていただけて、とっても嬉しいです!! このお話をいただく前から、作品を個人的に読んだことがあり、それがまさか僕に…! と、かなり恐縮な気持ちながら頑張りたい!! とワクワクしております。劇中に手話などがあり、一から勉強し、伝えなければならないので今からプレッシャーを感じる日々ですが、絶対に素敵なミュージカルに致します!! ぜひ楽しみにしてください!」としている。

 イッツフォーリーズ公演 ミュージカル『聲の形』は、東京・サンシャイン劇場にて10月4~8日上演。

※山崎玲奈の「崎」は「たつさき」が正式表記。

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