『らんまん』“藤丸くん”前原瑞樹が本音を吐露 ネット心配&共感「心が壊れそう…」
神木隆之介が主演を務める連続テレビ小説『らんまん』(NHK総合/毎週月曜〜土曜8時ほか)の第16週「コオロギラン」(第76回)が17日に放送され、植物学教室4年生の藤丸(前原瑞樹)が研究をめぐって本音を吐露すると、ネット上には「本当に優しい子だね…」「藤丸くんの心が壊れそう…」などの反響が寄せられた。
【写真】明日の『らんまん』場面カット 万太郎(神木隆之介)に苦悩を打ち明ける藤丸(前原瑞樹)
田邊教授(要潤)が発表の準備をしていたトガクシソウを、留学中の伊藤孝光(落合モトキ)が、突如イギリスの雑誌に発表。田邊の名を冠した学名は幻となってしまう。
徳永助教授(田中哲司)は、新種の発表は一刻を争うもので、一手負ければそれで終わり。それが学者の世界なのだと万太郎や波多野、藤丸に語って聞かせる。
すると藤丸は複雑な表情を浮かべながら「嫌だなぁ…もう…」とポツリ。続けて「こんなに執念深い人たちが世界中にひしめいてて“運が悪かった”で済まされて。研究ってそれに立ち向かうことですか?」と聞く。
大窪(今野浩喜)が「そうだな」と認めると、藤丸は「よく平気ですね」と返す。これに大窪は怒りながら「平気じゃねぇよ!」と応じ「やられたらやり返すしかねぇだろう!? うちだって次の新種見つけるしかないんだよ!」と言い放つ。
藤丸は「そこまでして“新種発表”とか“名付け”とか…競わなきゃいけないんですか? 誰が発表したって、花は花じゃないですか!」と訴えつつ「俺は別に…そんな争いしたくないっていうか…」と本音をもらし、目の前の徳永や万太郎(神木)らに「こんなの心が持つんですか?」と投げかけ、教室を後にするのだった。
本音を語った藤丸の姿に、ネット上には「本当に優しい子だね…」「わかるわ藤丸くん。争いたくない…」「厳しい世界だなぁ」といった声や「藤丸くんの心が壊れそう…」「繊細すぎるのよな…」「藤丸くんがんばれー」などのコメントが集まっていた。