ゆりやん初監督映画『禍禍女』に前田旺志郎、アオイヤマダ、高石あかり、鈴木福ら豪華キャスト集結
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ゆりやんレトリィバァ初監督映画『禍禍女』より、追加キャストとして前田旺志郎、アオイヤマダ、高石あかり、鈴木福、斎藤工、田中麗奈らの出演が発表され、キャラクターの片鱗をうかがえる本編の一部映像が解禁された。また、ゆりやん監督が第62回台北金馬映画祭に参加することも明らかになった。
【動画】豪華キャスト演じるキャラの片鱗が! 『禍禍女』キャスト解禁映像
本作は、芸人、俳優、ラッパー、声優、ラジオパーソナリティなど多方面で活躍してきたゆりやんレトリィバァの初監督映画。
2021年、あるTV番組で「次に挑戦したいこと」として“映画監督”と語ったゆりやんに興味を持った本作のプロデューサーがコンタクトを取り、本企画が始動。2024年のカンヌ国際映画祭の開催期間中には、カンヌの地で映画監督デビューが発表され、大きな話題を呼んだ。プロデューサーは撮影までの約1年間、ゆりやんと頻繁に会い、恋バナを聞き続けていたという。そんな、ゆりやんのこれまでの恋愛がすべて詰め込まれた(!?)初監督作品がついに爆誕した。
本作の快進撃はめまぐるしく、世界22の国際映画祭に正式出品・ノミネートされ、第45回ハワイ国際映画祭では「ハレクラニ・ヴァンガード・アワード」を受賞。第54回モントリオール・ニュー・シネマ国際映画祭ではTemps Ø部門の観客賞を受賞し、さらにイタリアの第8回モンスターズ・ファンタステック映画祭では国際長編映画コンペティション部門で「最優秀作品賞」に輝いた。見事“3冠達成”という異例の快挙で、すでに世界から大きな注目を集めている。
先日、本作の主人公で、ある男性に想いを寄せる美大生・上原早苗役を南沙良が演じることが発表され、大きな話題を呼んだ。それに続き、豪華な追加キャストの情報と、キャラクターの狂気性や特徴が一部垣間見える本編映像が解禁された。
追加キャストには、映画やドラマで引っ張りだこの俳優・前田旺志郎、身体表現を中心に活動し映画『PERFECT DAYS』など多方面で活躍するパフォーミングアーティスト・アオイヤマダ、現在放送中のNHK連続テレビ小説『ばけばけ』でヒロインを務める高石あかり、モデルや俳優としても活動するお笑い芸人・九条ジョー、俳優としてテレビやCMでも活躍する鈴木福、話題沸騰中のドラマ『じゃあ、あんたが作ってみろよ』(TBS系)に出演中の前原瑞樹、映画や舞台で確かな存在感を放つ水島麻理奈、『仮面ライダーガッチャード』(テレビ朝日系)で主人公・一ノ瀬宝太郎を演じ、人気・注目ともに急上昇中の本島純政、数々の人気作で存在感を発揮してきた平田敦子、『じゃあ、あんたが作ってみろよ』にも出演し、舞台・映画・ドラマで幅広く活躍する平原テツ、ゆりやん監督とはNetflixシリーズ『極悪女王』でも共演した斎藤工、そして数々の映画・ドラマで活躍し近年も話題作への出演が続く田中麗奈といった豪華俳優陣が決定した。
各キャストが演じる役どころや物語の全体像は、いまだ謎に包まれている。しかし、映像に収められた印象的なセリフの数々からは、本作で描かれる世界への期待が高まるばかり。今後の続報にも注目してほしい。
さらに、第62回台北金馬映画祭(11月6日〜11月23日/※現地時間)に、ゆりやん監督が参加することが決定した。11月17日〜19日に実施される舞台挨拶や観客とのQ&A、セレモニーに登壇する予定だ。毎年多くの日本映画が上映されている同映画祭では、これまでに大島渚監督、黒沢清監督、岩井俊二監督、是枝裕和監督など、数々の巨匠の作品が紹介されてきた。
本作は、アジア映画の新たな才能を顕彰する「NETPACコンペティション」において、アジア映画促進ネットワーク(NETPAC)の審査員により優秀作品NETPAC賞に選出されている。台北金馬映画祭開催中には、NETPAC賞に選ばれたアジア各国(台湾・マレーシア・韓国・シンガポール)の監督陣と肩を並べ、トークイベントに招かれるなど、映画監督として国際的な注目が一気に高まっている。
映画『禍禍女』は、2026年2月6日より全国公開。
※高石あかりの「高」は正確には「はしごだか」
※キャストのコメント全文は以下の通り。

