元巨人・槙原寛己、“完全試合”達成の裏に「自由を賭けた戦い」があった!
巨人軍投手で野球解説者の槙原寛己氏が、4日放送の『しくじり先生 俺みたいになるな!!』に出演。史上15人目の完全試合達成という大偉業の裏にあった驚がくの“しくじり”を告白した。
【写真】しくじりを美化する槙原寛己にツッコミ「カッコつけんなよ」
前回の授業では、「すぐ油断する。すぐ楽しようとする。すぐ過信する。まったく人の意見を聞かない」という自身のしくじった性格が原因で、数々のしくじりを連発してことを告白した槇原先生。
今回の後編では、槇原先生が「プロ野球に入って最も後悔していることが200勝できなかったこと」と語るも、「○○が大嫌いで200勝を逃してしまった」というまさかの理由や、今も語り継がれるあの“敬遠球サヨナラタイムリー”の裏で起きていた恥ずかしいしくじりなど、衝撃告白の連続に教室は笑いと困惑に包まれた。
番組後半では、槇原先生の史上15人目の完全試合達成という大偉業の裏にあった驚がくのしくじりも告白。福岡遠征に行った際、0時の門限があったにもかかわらず、夜中に変装して街に繰り出していたことがばれ、“罰金”と“外出禁止1ヵ月”というペナルティを受けた当時30歳の槇原先生。このときだけでなく、変装して夜中に抜け出すことはいつもやっていた明かした先生は、「先発は1週間に1回しか投げないんで、その間は有り余る体力をそこで少しずつ削っていかないと」と言い訳。
さらに「語弊があるとアレなんですけど」と前置きしながら「試合がナイターなんで、お昼に起きれば全然OK」と発言した槇原先生に、お笑いコンビ・オードリーの若林正恭はすぐさま「メチャメチャ語弊ありますよ」とツッコミを入れ、一同の笑いを誘った。
その後、ペナルティで受けた“外出禁止”がどうしても嫌だった槇原先生はマネージャーに交渉した結果、「次の登板で結果を出したら門限破りを帳消しにしてやる」という条件を提示されたと明かし、「自分の中で何とかしようというときには別の力が働く」「自分の自由を賭けた戦い」と振り返った槇原先生に、教室では「カッコつけんなよ」とツッコミが飛んだ。
そして迎えた伝説の一戦。1994年5月18日に福岡ドームにて行われた「巨人vs広島カープ」の試合で、名だたるバッターたちを相手に投げた槇原先生は、日本球界16年ぶりとなるパーフェクトゲームを達成。槇原先生は「5回にピッチャーゴロが来て、これをアウトにしたら勝ち投手決定。『これで1ヵ月外出禁止解消だ』と思った瞬間にファーストにワンバンで投げた」「6回からは完全に記録だけ。それ1本に絞ることができた」「雑念なくなったもん。俺の自由はもう持ってるから」と笑いを交え、当時を振り返った。
また、槇原先生が語った完全試合達成の後日談では、またも生徒を爆笑させる予想外な展開が待ち受けていた。数々の偉業の裏でしくじりを繰り返してきた槇原先生が、すぐに油断してしまう人たちに伝えたい教訓とは…?
『しくじり先生 俺みたいになるな!!』はテレビ朝日にて毎月第4金曜24時50分、ABEMAにて毎月第1~3金曜21時、第4金曜の地上波放送後に放送。ABEMAにて1週間見逃し配信。