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A24 英国発ワンショット・ミステリー 『メドゥーサ デラックス』、90秒本予告&場面写真解禁

映画

映画『メドゥーサ デラックス』場面写真
映画『メドゥーサ デラックス』場面写真(C)UME15 Limited, The British Film Institute and British Broadcasting Corporation 2021

 製作・配給会社A24が北米配給権を獲得した英国発ワンショット・ミステリー『メドゥーサ デラックス』より、本予告&新場面写真が解禁された。

【動画】頭皮をはぎ取られたカリスマ美容師の変死体が――『メドゥーサ デラックス』本予告

 本作は、色彩美と驚異のワンショットで事件の真相を追う、英国発ゴシップ・ミステリー。3人のライバル美容師と4人のモデルたち。11人の容疑者による噂と疑念があらわにする真実とは?

 美容師コンテスト開催直前、カリスマ美容師の変死体が発見された。遺体は残忍にも、頭皮が剥ぎ取られた状態だった。解禁された本予告では、まさに今知らせを受けた関係者の間に、衝撃とともに噂と疑惑が広がり、事件の真相に迫る様子が描かれる。

 空気が張りつめた、年に1度のコンテスト。美容師たちの誰もが今年こそ優勝するのだと固く誓っていた。変死体の発見により、それぞれが長時間かけて準備してきたコンテストは中止。モデルたちの間には、「殺人鬼が潜んでいるかも」「頭皮を剥ぎ取るなんてまるでインディアンのよう」と不安が広がってゆく。

 コンテスト会場の外に警察が到着。事件現場の捜査が終わるまで会場を出られなくなってしまった美容師やモデルたちは、噂をささやきあう。「あいつは事件を知ってから興奮状態だ」「事件が起こったのに、あの人は興味なし…変でしょ」「主催者に賄賂を渡していた美容師がいる」。

 さらに噂は大きくなり、関係者たちの間に疑念が渦巻く。「優勝のためにあなたがライバルを殺した?」「知らなかった。あなたがそんなに過激だったとは」。美容師とモデルたちが互いに疑いの目を向け、ついにはコンテストの不正疑惑までも浮上し…。

 一体、コンテストの裏側で何が起きたのか。なぜカリスマ美容師は死ななければならなかったのか。「観客を翻弄する魅力的な殺人ミステリー!」という海外評のテロップが躍り、ミステリー映画の雰囲気をさらに盛り上げる。

 世界で絶賛されたワンショット撮影を務めたのは、ヨルゴス・ランティモス監督『女王陛下のお気に入り』でアカデミー賞候補となった撮影監督ロビー・ライアン。錚々たる名監督の信頼を受け、近年はノア・バームバック監督『マリッジ・ストーリー』やマイク・ミルズ監督『カモン カモン』も記憶に新しく、ランティモス監督最新作『哀れなるものたち』の公開も待機する名手が、瞬きさえ許さない美しさと緊張感を生み出した。

 劇中のヘアスタイルを手掛けたのは、レディ・ガガのヘアスタイリングをはじめ、“最も独創的なヘアスタイリスト”と称されるユージン・スレイマン。シャネル、ルイ・ヴィトン、イッセイ ミヤケ、Kenzoなどのランウェイヘアや、エルメス、カルバン・クライン、バレンシアガ、山本耀司、ジル・サンダー、メゾン・マルジェラ、ステラ・マッカートニー、トム・ブラウン、ヴィヴィアン・ウエストウッドなどとのコラボレーションを務めた重鎮だ。

 監督・脚本は、新鋭トーマス・ハーディマン。美容師の親を持ち、美容院で育った異色の経歴の持ち主。手掛けた2本の短編映画がBFI(英国映画協会)に高く評価され、BFIと新たな才能の発掘に積極的なBBC Filmによる支援のもと、本作の製作が実現した。

 本作は、シッチェス・カタロニア国際映画祭やサンパウロ国際映画祭の最優秀作品賞、ロンドン映画祭の英国インディペンデント映画賞、ファンタスティック・フェストの新人監督賞などにノミネート。メディアから「観客を翻ろうする、本格的な殺人ミステリー! ユージン・スレイマンのクリエーションはまばゆく、映像美を誇る撮影と脚本を、完璧に引き立てている」(Indie Wire)、「天才撮影監督ロビー・ライアンによる最高傑作  緊張感を高めているワンショット撮影が効果的で、素晴らしい」(Variety)と絶賛された。

 映画『メドゥーサ デラックス』は、10月14日より全国順次公開。

映画『メドゥーサ デラックス』本予告

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