加藤浩次&中居正広、初のダブルMC! 歴代日本代表256人が選ぶ“スゴい日本代表”とは?
関連 :
■MC・加藤浩次、MC・中居正広
──お2人でのダブルMCは初めてということですが、収録前の印象と終わってみての感想を教えて下さい。
加藤:ビックリするぐらいしっくりきましたね。長年(2人で)やってるんじゃないかって。10回ぐらいやってるんじゃないかって(笑)。中居くんはスポーツから音楽からバラエティからいろんな番組やっていますから、会った瞬間から「中居くんよろしくね」って感じで、「もう任せよう」って感じでした。
中居:司会といっても僕はアイドル司会なのでおこがましいところがあるんですけど、加藤さんと僕は、お台場や行列で共演はありましたが、ガッツリというのはなかったので全然勝手がわからないんですよ。加藤さんは『スッキリ』のイメージしかなかったので、一応(自分で)シミュレーションはするんですよ。どんな感じでくるんだろうな、台本の打ち合わせした感じでくるのかなとか、ずっとスタッフに探り入れながら。僕の中での司会を観る人というのがあるんですけど、ここ20年ぐらいはずっと加藤さんですかね。『スッキリ』に限らずですけど。これは好き嫌いなんで仕方ないんですよ(加藤さんを)観てしまうのは。「どうやって話を引き出すのかな?」とか、そこの押し引きみたいなのを観ているので、今回、好きな司会者の中にいる人とできてよかったです!
加藤:嬉しいこと言ってくれますね~。そこ(記事に)書いといてくださいよ!(笑)
中居:最初は僕も「台本なしに自由に」っていう感じだったんですけど、番組の打ち合わせも1回2回じゃなかったんで。「これは自分がもって、加藤さんは自由の方がいいですね」とか。
加藤:スタッフはたぶんそうですよね。俺は打ち合わせ1回15分ぐらいしかやってないから。
中居:番組のことチームのこと考えればですね。
──加藤さんはスッキリMCとして五輪取材や、サッカー番組&W杯中継キャスターなどを経験、中居さんはスポーツ特番やアテネから9大会連続五輪キャスター&侍ジャパン公認キャプテンなどを経験されていますが、ともに数々のアスリートのスゴイ場面・名試合を間近に見てきた中で、ご自身が一つ印象に残っているものを教えて下さい。
中居:WBCもありますけど、「東京オリンピックの野球の金メダル」とかですかね。あの試合は結構グッと来ちゃったんですよ。
加藤:93年の「ドーハの悲劇」ですね。僕が24歳の時。あそこは本当に日本がW杯に行けると思ってたんで。あそこから日本のサッカーがガラッと変わっていった局面だったかなと。最後にプレッシャーをかけにいったのがカズだったっていう。ショートコーナーでつながれて、キングがいって、かわされてあげられて、あれは僕は一生忘れられないですね。そこまで脈々と受け継がれているものはあるんだけども、あの試合から日本の代表がスペインやドイツに勝つという今につながってるのかなと。
──ランキングやVTRをご覧になって、知らない新事実などの発見はありましたか?
中居:勝った負けたの結果ではなく、そこまでのプロセスというのかな。そこにいきつくまでのドラマにひきつけられましたね。僕もスポーツに携わってますが、勝ったチームはもちろん、負けたチームを観るのも嫌いじゃなくて、そこのねぎらいも忘れちゃいけないなと思いました。WBCをアメリカチーム目線で観たらまた違った物語もあるでしょうし、日本に敗れたチーム(相手目線)のベスト20なども見たいと思いました。
加藤:語られてなかったことが語られたこと。しかも本人から。そこが今回の見どころの1つだと思いますね。
──今年はWBCをはじめ、バスケやラグビーなど「これほど日本を応援したくなる年ない」というほど様々な競技の世界大会が続いていますが、この番組はどのあたりに注目して視聴者の方に観て頂ければよいですか? 番組のみどころを教えてください。
中居:みんなそれぞれ好きな競技があって、「自分はこの日本代表なんだけどな」とか素人さんが考えることと、玄人さんが考えたことの答え合わせをしてもらってその理由の違いをみてもらいたいですね。玄人ってこんなところ観てるんだとか、技術的なところじゃなくてメンタル的なところを観てるんだとか。答え合わせをしているときに理由を外している玄人さんもいましたけど(笑)。
加藤:やっぱり256人のアスリートに聞いている(ランキング)というところですかね。そこが一番かなと思います。
──放送直前にラグビーW杯が開幕、日本×チリの開幕戦翌日の放送になります。すべての日本代表へエールをぜひお願いいたします!
中居:懸命にやっている日本代表の姿に僕らは心を動かされ、奪われ、惹かれるので、ただただ目の前の試合を懸命にやってくれればいいのかなと思います。スポーツの力は誰にも代えることができないので。
加藤:結果はどうあれ、自分の納得できることをやってもらいたいなと思います。