伊藤万理華、西垣匠ら出演決定! 吉岡里帆×永山瑛太『時をかけるな、恋人たち』新キャスト解禁
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■伊藤万理華
――出演が決まった時のお気持ちを教えてください!
何度もお世話になった山岸監督とまたご一緒できるということと、ヨーロッパ企画の方といろんな形で共演させていただいていたので、やっと上田さん脚本作品に出演できるんだ、という二重の喜びがあり、しかもテーマが大好きなSFで…こんな幸せなことがあっていいのかなとすごくワクワクしました。
――伊藤さんが演じる「天野りおん」はどんな役柄ですか?
チーム内の役割分担としてオペレーター的な役割をしています。賑わっている他のメンバーに比べ、仕事メインです。真面目にポーカーフェイスで業務をこなしているのですが、実は天野もかなり秘めています。後半にかけて、吉岡さん演じる廻をきっかけに、どんどん表情の変化があって、どんどん心がいろんな意味で揺らいで開かれていきます。ポーカーフェイスと言えど、実はすごく素直っていうイメージの役です。
――天野とご自身が似ている点や全然違う点などもあれば教えてください。
難しい言葉を使うし、私自身は機械に弱いし…それで言うと、全く逆なんじゃないかなって思います。
――天野を演じる上で、特に心掛けていることや意識していることは?
なるべく心身を落ち着かせて、ただ声のトーンを下げるだけではなく、あんまり目に力が入っていない感じがするように。試行錯誤しながらではありますが、天野が、結構ピシッと締めるシーンもあるので、そこの説得力を出すのは大変な部分でもあります。
――だいぶ天野に慣れてきました?
そうですね。メイクとか衣装がかなり特徴的で、今までにない感じです。パトロール隊員のメンバーの中に入ると、すごく皆さん優しいから肩の力は抜けるんですけど、芝居中に天野でいられているのかは分かりません。天野でいさせてくださっているのかなと思います。隊員の皆さんがいて天野が成立する。チームって感じです。
――上田誠さんの脚本はいかがですか?
読んでいくうちに、「あ、なるほどなるほど、1話1話の完結ではないんだ!」という…それが新しいし、でも、毎回毎回、ちょっと胸が締め付けられます。一見、ちょっとキッチュな世界観で、色使いやキャラクターも濃いのですが、ある種、すごく心を締め付けられるラブストーリーなんです。でも、上田さんの使う言葉とかシュールさは肩の力が抜けるし、何より後半にかけての「なるほどな」っていう伏線回収に感動したりもして、ドラマを見るのが自分も楽しみです。
――現場の雰囲気はいかがですか? 共演者の皆さんとのエピソードなどもあれば教えてください。
皆さんとは初共演です。パトロール隊員のレギュラーメンバー5人の皆さんとは初日から、それこそ吉岡さんがすぐに話しかけてくださって。私も、この基地の撮影に入ってから気持ちを和らげるためにシール交換をしたり。瑛太さんがカードゲームを持ってきてくださって、ちょっと時間が空くと皆で遊んだり。各話のゲストキャストの皆さんに対しても、すごく寛容的で優しいです。すごく抜け感がある皆さんだなって。だからこんなに私も自由にいられるんだと思って、すごくありがたい現場です。石田さんは最初からお話かけてくださる方で、じろうさんもシールのストラップをくださったり。なんだか皆さん謎の物々交換をしだして(笑)。そういうことで心を開いていく感じが、めちゃくちゃチームっぽいなっていう感じがしました。
――最後にメッセージをお願いします。
テーマ的には「SF」「恋愛」「時を超えた物語」というコンセプトはありますが、それ以上に「新しい」ドラマだと思います。大人も子供も楽しめて、あの時こうだった…と伏線回収の目線でも楽しめるし、いろんな見方をして、いろんな角度で何周もして見たくなるドラマになっていると思います。実はあの時の表情は、この伏線があったからの反応だったんだ…とか、それぞれの「実は」っていう瞬間を目撃してほしいです。
■西垣匠
――出演が決まった時のお気持ちを教えてください!
吉岡里帆さん、永山瑛太さんらとお芝居をできることが何よりも嬉しかったです。たくさん学ばせていただこうという気持ちでした。
――西垣さんが演じる「広瀬航」はどんな役柄ですか?
ふらふらしてますが、愛嬌でなんとかしている男だと思います(笑)。
――広瀬を演じる上で、特に心掛けていることや意識していることは?
好きな人に対してまっすぐでいることです。吉岡さん演じる廻に対しても、田中さん演じる梓に対しても真摯に向き合うことを意識しています。
――上田誠さんの脚本はいかがですか?
伏線回収や、タイムリープを扱う作品が大好きなので、とても楽しく読めました。笑って泣ける素敵な脚本だなと感じました。
――現場の雰囲気はいかがですか? 共演者の皆さんとのエピソードなどもあれば教えてください。
吉岡さんも瑛太さんもとても気さくな方で、話しかけてくださいます。吉岡さんは、仕事からプライベートまでいろんな相談に乗ってくれる姉さんという感じです。瑛太さんが日傘を剣に見立てて、「フェンシング教えてよ」と言ってくださったので、フェンシング講座を開きました(笑)。
――最後にメッセージをお願いします。
毎話笑って泣ける素敵な作品になっています。伏線まみれなので1話から絶対に見ていただきたいです! 広瀬くんも、後半波乱を起こしますので、ぜひお楽しみに!