少年たちのまぶしすぎる初恋を描いた実話ラブストーリー『シチリア・サマー』予告&場面写真解禁
少年たちの瑞々しい初恋を描いた実話に基づく映画『シチリア・サマー』より、少年たちの運命の出会いと、友情から恋へと変化する瞬間を美しく描いた予告映像、場面写真13点が解禁された。
【動画】その日、2人の美しい少年が死んだ―世界を変えた初恋に心震える『シチリア・サマー』予告映像
イタリアに衝撃を与え、やがて社会を大きく変えるきっかけとなった実際の事件を、40年の時を経て映画化した本作。
1982年、初夏の日差しが降りそそぐイタリア・シチリア島。バイク同士でぶつかり、気絶して息もできなくなった17歳のジャンニに駆け寄ったのは、16歳のニーノ。育ちも性格もまるで異なる2人は一瞬で惹かれあい、友情は瞬く間に激しい恋へと変化していく。2人で打ち上げた花火、飛び込んだ冷たい泉、秘密の約束。だが、そんなかけがえのない時間は、ある日突然終わることに―。
主人公のニーノとジャンニを演じるのは、新星俳優ガブリエーレ・ピッツーロと、ダンサーとしても活躍するサムエーレ・セグレート。数百人のオーディションを勝ち抜き、彗星のごとく現れた2人が瑞々しい演技で魅了する。
監督を務めるのは、イタリアで俳優として活躍するジュゼッペ・フィオレッロ。初監督作となる本作で、イタリア最古の映画賞であるナストロ・ダルジェント賞の新人監督賞を受賞した。本国イタリアでは、『君の名前で僕を呼んで』のルカ・グァダニーノ監督が大絶賛するなど、口コミが広がり爆発的ヒットを記録。そんな実話ラブストーリーが日本上陸を果たす。
花火師の父と優しい母の元、大家族に愛情いっぱいに育てられたニーノと、内気で友達もなく孤独な日々を送っていたジャンニ。予告映像は、そんな育ちも性格も正反対な2人の運命的な出会いから始まる。やがて、ニーノの家を訪れたジャンニは家族に温かく迎えられ、穏やかな日々が過ぎていく。「僕しか知らない場所を君に見せたい」と、ニーノに連れられてきた秘密の湖畔では、無邪気に打ち上げ花火について語る彼をまっすぐに見つめるジャンニ。友情から激しい恋へと燃え上がる瞬間を切り取っている。少年たちの感情が高まる一方で、映像の後半では2人の特別な想いに気付いた周囲が動揺する場面も。だが、恋する喜びを知り幸せ真っただ中の彼らには、今後の行く末など知る由もなかった。
また、少年たちの初恋のときめきを詰め込んだ場面写真も一挙解禁。バイクで駆け抜けた田舎道、飛び込んだ冷たい泉、歌を歌いながらドライブした海岸沿い、2人で打ち上げた花火など、かけがえのないひと夏の思い出をシチリアの美しい風景が彩っている。
映画『シチリア・サマー』は、11月23日より全国公開。