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『ロキ』“裏切り王子”ロキ、愛される理由はトムヒのおかげ!? ソー役クリヘムらが証言

海外ドラマ

 “裏切り王子”の異名を持ち、悪行を繰り返すヴィランでありながら、憎めないかわいらしさでマーベル作品屈指の人気を誇るロキ。そんなロキを主人公にしたマーベル・スタジオのドラマシリーズ『ロキ』のシーズン2が、6日からディズニー公式動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」で日米同時配信された。悪役ながらも世界中の人をとりこにするロキは、一体なぜこんなに愛されるのか。ソー役のクリス・ヘムズワースらによると、それはトム・ヒドルストンのおかげかもしれないことが分かった。

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 アベンジャーズのメンバーの一人ソーの義弟として初登場し、数々の悪行でヒーローを翻弄してきた一方で、軽率な失敗を繰り返すお茶目な一面を見せたり、時に兄との絆や家族愛を感じさせる完璧ではない“愛されヴィラン”として世界中から支持されているロキ。

 そんな一言では言い表せない魅力を放つロキを演じ続けてきたトムは、数多くの名優を輩出する最高峰・王立演劇学校で演技の腕を磨いた演劇エリートである。卒業後はシェイクスピア劇を中心に舞台作品に多数出演し、映画賞を獲得するなど着実にキャリアを積み、英国俳優ブームの火付け役にもなった。

 そんな彼について、『マイティ・ソー』で監督を務めたケネス・ブラナーは、「極めて多才であることに加え、ロキが見せる多種多様なキャラクター性を演じることをまったく恐れない役者を求めていて、トムはそれを叶えてくれたよ」と変幻自在な演技力を絶賛。

 クリス・ヘムズワースも「ロキには善良な心もあるはずなんだ。ソーとロキの間に、素晴らしい兄弟愛を感じられる瞬間もある。一方で少しねじ曲がった面もあるけどね。トムがこの役にみんなが共感するようないろいろな要素を与えたことで、愛される存在になったんだと思う」とトムの功績を賞賛している。

 さらにトム自身も、この難役を演じ上げることには骨が折れたようで、「私は人生の6、7年もの時間を費やして、彼が望んでいることを正確に理解しようと努め続けてきた。ロキが望むものや彼の力が理解できたとき、面白く演じられるのだと思うよ」と努力を打ち明けている。

 そんなトムの変幻自在な演技力とたゆまぬ努力によって、ヴィランにもかかわらず世界中で愛される存在となったロキ。トムは「ロキを演じていてエキサイティングなことの 1 つは、彼の行動が非常に人間的であるということです。彼は必ずしも神のように考えているわけではありません。数々の思考を巡らせ、様々な表情を見せるからこそ観客の共感を呼ぶのです」と約10年以上演じ続けてきたロキへの愛着も明かした。

 そんな『ロキ』のシーズン1は、時空を超えたロキが時間の流れを守っている組織TVA(時間変異取締局)に捕まり、世界の時間を修復するミッションに協力させられる姿が描かれた。続くシーズン2は、謎の“タイムスリップ現象”に見舞われたロキが“世界の破滅”という未曾有の危機を防ぐために、TVAのエージェントのメビウス(オーウェン・ウィルソン)とともに、うそと裏切りを駆使して奔走する。ロキというキャラクターに真正面から向き合っているトムの演技にも注目したい。

 『ロキ』シーズン2は、「ディズニープラス」にて6日より独占配信。

『ロキ』シーズン2特報

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