堂本光一、ジャニーズ事務所問題に言及 「僕らもグループ名を変えてもいいのかも」堂本剛と相談
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KinKi Kidsの堂本光一が8日、都内で行われたミュージカル『チャーリーとチョコレート工場』公開ゲネプロの前に囲み取材に応じ、現在大揺れのジャニーズ事務所への思いを語った。
【写真】会見前に囲み取材に応じた堂本光一
現在大きな問題となっている、故ジャニー喜多川氏による性加害問題。ジャニーズ事務所の解体や名称変更、さらには所属タレントの今後など連日大きく報道されている。堂本光一は「報道を聞いたり、被害者の声を聞いたりして、自分の知っている彼(ジャニー)と、違った部分も知りました」と述べると、「何よりもいまは被害に遭われた方が救われなければいけない。自分もこれまでのことで改めなければいけないところは改めて、自分のなかにあるエンターテインメントをどう育てていけばいいのか、行動を持って示さなければいけないと思っています」と強い視線で語る。
また新たに新設されるマネジメント会社と所属タレントがエージェント契約を結ぶという選択肢もあることが、先日行われた会見でも発表されているが光一は「すごく難しい問題ですよね」と述べると、「KinKi Kidsは音楽を中心にやってきた。楽曲の権利がどうなるかなどを聞いていないので、そのあたりがポイントになってくると思う」と語る。
また光一は「(相方である)剛くんとも『名前を変えないといけないグループもあるよね』という話はしていました。その意味でKinKi Kidsも変えてもいいのかもねという話も出ました」と自らのグループ名について言及すると、「でも音楽活動をしているグループとしては、我々が最年長なので、もし僕らが変えるとみんな変えなくてはいけない空気になってしまうかも」と慎重になっているという。
雑誌の連載コラムで「引退も覚悟している」と綴っていた光一。「正直いろいろなことが急激に変わっていく過程で、自分のなかでも日々考え方変わってしまうぐらい激動の日々なんです」と述べると「でも僕らにはエンターテインメントしか表現方法がない。手放したくなった瞬間もありましたが、いまはエンタメの力を信じてやっていきたい」と前を向いていた。
ミュージカル『チャーリーとチョコレート工場』は、1964年に出版されたロアルド・ダールの原作小説『チョコレート工場の秘密』を原作にしたミュージカル。世界中の子どもたちから愛されているウォンカ・チョコレート。その生産者であるウォンカは、世界で売られるウォンカ・チョコレートのうちの5枚だけゴールデンチケットを入れることを宣言。そのチケットを手に入れることができた子供たちは工場に招待され、素敵なご褒美がもらえるという…。堂本光一は主人公ウィリー・ウォンカに扮する。
ミュージカル『チャーリーとチョコレート工場』は、東京・帝国劇場にて10月9日~31日、福岡・博多座にて2024年1月4日~15日、大阪・フェスティバルホールにて2024年1月27日~2月4日上演。