“3日に1度”取材される売れっ子スズメバチハンターに密着、撮影の裏側に迫る
お笑い芸人・千原ジュニアがMCを務める『ABEMA的ニュースショー』(ABEMA)が8日に放送。番組では、夕方の報道情報番組でお馴染みの人気企画「スズメバチハンターに密着」に着目。人々を魅了する名物企画の撮影の裏側に迫りました。
【写真】“3日に1度”取材される売れっ子スズメバチハンター
元日本テレビの総合演出は「視聴率が取れるし、いつ遭遇するか分からないクマやイノシシなどの野生動物と違い、スズメバチは駆除の予定さえ入っていれば取材に向かえるのでプランが立てやすい」と証言すると、ジュニアは「取材に行っても空振りがないもんな」と納得顔を浮かべた。
タレントのくりえみも「リアルなハチは怖いけど、テレビ画面を通した安全なところから駆除の様子を見ていると、めっちゃ気持ちいい。視聴者さんも私と同じ気持ちなのかな? と思った」と視聴者から好まれる理由を推測した。
さらに、民放のほとんどの局に出演し、3ヵ月間のうち計33日間密着取材を受けるなど、テレビに引っ張りだこなスズメバチハンターの駆除に同行。ハンターの男性は慣れた様子で駆除の状況を分かりやすく説明した上で、「今ならハチに刺されないから、脚立に上ってカメラで撮ったらいいよ」と、カメラマンに“撮れ高ポイント”をお知らせ。そのほかにも、「『わぁ!ハチがいる』と視聴者が楽しんでくれたら」とテレビ的な見栄えを考慮したオリジナル器具を作成したり、テレビ局が好む床下や天井裏などの“人気駆除ポイント”を撮影できるような駆除計画を組んだり、徹底した協力体制で挑んでいることを明かした。
一方で、取材時の困りごととして、「今年は猛暑が話題だったから、番組側はなんでも“暑さ”に結び付けようとする。例えば、『暑いから巣が大きい』と言わせたいみたいだけど、『それは違う』と毎回説明してる」と打ち明けました。
ジュニアは「ついついスズメバチ駆除の特集を見てまうねんな。今も前のめりで見てもうた!」と、臨場感のある駆除映像に大喜び。また、ジャーナリストの青山和弘さんは「ハンターにテレビの好みを知り尽くされていて、なんだか恥ずかしくなる(笑)。取材が殺到する理由がよく分かった」とハンターの気遣いを称賛すると、ジュニアは「いろいろ画になるシーンを考えているし、『今のうちに撮っておいて』としっかり撮らせてくれるのはホンマにすごい」と頷いていた。
また、ハンターが所属する駆除業者のスズメバチ駆除費用が「2万2000円」だと伝えられると、ジュニアは驚きの表情を浮かべた上で、「2万2000円という数字は、ハチが飛ぶ“ブンブン”をかけているのかな(笑)」とツッコミを入れ、笑いを誘っていた。
『ABEMA的ニュースショー』はABEMAにて毎週日曜12時放送。