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岡田将生×金子修介、中国ベストセラー・サスペンス『ゴールド・ボーイ』映画化決定

映画

 中国のベストセラー作家ズー・ジェンチンの小説「坏小孩(The Gone Child)」が、主演・岡田将生×監督・金子修介で『ゴールド・ボーイ』というタイトルで映画化され、2024年春公開されることが決定。ティザービジュアルが解禁された。本作は10月23日より開催される第36回東京国際映画祭ガラ・セレクション部門に正式出品されており、キャストや金子監督らが、レッドカーペットでの登壇やワールドプレミアでの上映前舞台あいさつを行うことも発表された。

【写真】「事故じゃないよ。殺したんだよ。」『ゴールド・ボーイ』ティザービジュアル

 原作は、中国の東野圭吾と称されるベストセラー作家、紫金陳(ズー・ジェンチン)の代表作の1つである小説「坏小孩(The Gone Child)」。2020年に動画サイト・iQIYI(アイチーイー)の人気サスペンス・シリーズ「迷霧劇場」の海外戦略作品としてドラマ化され、現在までに総再生回数20億回越えを記録するなど、中国では社会的大ヒット。日本では、2021年1月にWOWOWで『バッド・キッズ 隠秘之罪』という邦題で初放送(現在はiQIYIにて視聴可能)された。原作小説の翻訳版は、早川書房より『悪童たち』(上・下)というタイトルで2021年7月に発売されている。

 それは、完全犯罪のはずだった。まさか少年たちに目撃されていたとは…。殺人犯と少年たちの心理戦が幕を開ける。

 監督は、平成『ガメラ』3部作のほか、『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』や『デスノート』など国内外でヒット作を生み出す金子修介。主人公・東昇役に岡田将生を迎え、本格サスペンスに挑む。岡田が狂気あふれる殺人犯を怪演し、自身の新境地を見せる姿に注目だ。作品の鍵を握る少年たちのキャストには、羽村仁成、星乃あんな、前出燿志を抜てき。大人と子供が交錯しながら騙し、欺き、対峙しあう、対決構図も必見だ。

 主演の岡田は、オファーを受けた当時を振り返り「これは、とても挑戦的な企画でした。そして挑戦しがいのある役でした。台本から漂う匂いはとても強烈で、不気味で不穏な空気が流れてる。この作品と向き合うのにはかなり自分自身が消耗するなと思いました。ですがやらせて頂く事を決心しました」とコメント。

 そして「監督キャストスタッフ一丸となり挑んだ作品です。その中でも、子供たちが輝いていました。彼ら彼女が輝けばこの作品は成功するのではないかと思い、1番に子供たちのことを考えていました。その為に時に厳しく、距離をとり、現場にいました。自分自身、早く子供たちの姿をスクリーンで観たいです」と語っている。

 ティザービジュアルは、鮮やかなイエローを背景に、崖から落ちる人影だけが描かれたシンプルな構成。横には「事故じゃないよ。殺したんだよ。」というキャッチコピーが添えられ、物語の全ぼうに興味がそそられるビジュアルとなっている。

 なお本作は、第36回東京国際映画祭(10月23日~11月1日開催)のガラ・セレクション部門に正式出品。10月23日のレッドカーペットに、金子修介監督と、キャストの羽村仁成、星乃あんな、前出燿志が登場。企画の許曄、製作総指揮の白金を含め6名での登壇を予定している。また6名は、10月29日に開催されるガラ・セレクション部門での上映前舞台あいさつにも登壇。同上映は、本作のワールド・プレミアとなる。

 映画『ゴールド・ボーイ』は、2024年春公開。

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