ジェシー・アイゼンバーグ初監督作『僕らの世界が交わるまで』来年1.19公開 エマ・ストーンがプロデュース、ジュリアン・ムーアら出演
俳優ジェシー・アイゼンバーグの長編初監督作品で、ジュリアン・ムーア、フィン・ウォルフハードらが出演する映画『When You Finish Saving the World』(原題)が、『僕らの世界が交わるまで』の邦題で2024年1月19日より日本公開となることが決定。併せて、日本版ポスタービジュアルが解禁された。
【写真】「ジェシー・アイゼンバーグ」フォトギャラリー
本作で描かれるのは、ちぐはぐにすれ違う家族のドタバタ人間模様。DV被害に遭った人々のためのシェルターを運営する母エヴリンと、ネットのライブ配信で人気の高校生ジギー。社会奉仕に身をささげる母親と、自分のフォロワーのことしか頭にないZ世代の息子は、お互いのことを分かり合えずすれ違ってばかり。そんな2人にちょっとした変化が訪れる。それは、おのおのないものねだりの相手にひかれ、空回りの迷走を続ける“親子そっくり"の姿だった…。
2022年サンダンス映画祭でのワールドプレミア上映を経て、第75回カンヌ国際映画祭批評家週間のオープニング作品に選出された本作は、『ソーシャル・ネットワーク』(2010)でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされた経歴を持つ俳優ジェシー・アイゼンバーグの初長編監督作品。自身がAudible(Amazonのオーディオブック)向けに作った5時間のラジオドラマを基に、ジェシー自ら脚本も担当している。
製作は、『ラ・ラ・ランド』(2016)でアカデミー賞主演女優賞を獲得したエマ・ストーンが、デイブ・マッカリーと共に設立した映画・TV制作会社フルート・ツリー。本作が初製作映画となる。さらに、『ムーンライト』(2016)、『ミッドサマー』(2019)などを世に送り出し、オスカー常連となっている映画会社A24も製作・北米配給を手掛ける。
母エヴリンを演じるのはジュリアン・ムーア。米国の銃犯罪撲滅を目指す活動を広めるため、クリエイティブ・コミュニティ“エブリタウン・フォー・ガン・セイフティ・クリエイティブ・カウンシル”を立ち上げ、会長に就任した彼女が、社会奉仕に尽力する母親を演じる。
息子のジギー役を務めるのは、俳優・監督・アーティストと多岐にわたって活躍するフィン・ウォルフハード。思春期の屈託や葛藤を抱く少年を好演する。
ジギーが恋心を抱く聡明な女子高校生ライラ役をアリーシャ・ボー、エヴリンが世話にのめりこむシェルターに助けを求めに来た少年カイル役をビリー・ブリックが演じる。
日本版ポスタービジュアルには、すれ違い続きの親子、エヴリンとジギーが隣り合って見つめ合う姿が捉えられている。
映画『僕らの世界が交わるまで』は、2024年1月19日より全国公開。