ハリウッド、ストライキによりハロウィンのコスプレは禁止 一部では反発も
依然、全米映画俳優組合(SAG-AFTRA)のストライキが続いているハリウッド。今年のハロウィンは俳優たちが、映画やテレビ番組に関するコスプレを纏うことが禁止された。一部からは反発も上がっているようだ。
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映画『スター・ウォーズ』やドラマ『ウェンズデー』など、映画やドラマ、アニメのアイコニックなキャラクターは、ハロウィンのコスプレアイディアとしても人気が高い。ハリウッドではこの時期にあちこちでパーティーが行われ、コスプレを楽しむセレブたちが数多くキャッチされる。
しかしThe Hollywood Reporter によると、SAG-AFTRAはストライキ支持のため、組合員たちに、全米映画テレビ制作者協会(AMPTP)が関与する作品映画やドラマだけでなくアニメのキャラクターのコスプレも禁止。SNSにアップすることもならないと発表したそうだ。
これを受け、ライアン・レイノルズはX(旧ツイッター)にて「8歳の娘に“スト破り”と一晩中叫ぶのを楽しみにしていたのに。彼女は組員じゃないけれど、学ぶ必要がある」とチクリと非難。このほか、マンディ・ムーアなども反対の声を上げている。
これらの批判をうけ、SAG-AFTRAではこのガイダンスを、「過去作の宣伝となることを避けるための措置」であるとし、「子どもには適用されない」と発表している。