『呪術廻戦』甚爾&漏瑚、人外らしからぬ最期に反響「最高に人間くさい生き様と散り様」
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テレビアニメ『呪術廻戦』(MBS・TBS系)第40話(「渋谷事変」第16話)が11月9日に放送。禪院甚爾と伏黒恵、漏瑚と両面宿儺の戦闘がハイライトとなった第40話「霹靂」では、人ではないはずの甚爾と漏瑚が見せた人間らしさに「凄い親子対決の結末」「これだから漏瑚すき」「呪術廻戦の中で最高に人間くさい生き様と散り様だった」など大きな反響を呼んでいる。※記事内にネタバレを含みます。あらかじめご了承の上お読みください。
【写真】人外バトルと人間くささに反響 『呪術廻戦』第40話場面写真
■「よかったな」甚爾が最期に見せた父親らしさ
TVアニメ『呪術廻戦』禪院甚爾vs伏黒恵の親子対決 (C)芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会
オガミ婆の降霊術によって復活し、器が壊れるまで本能のまま戦い続ける殺戮人形と化した甚爾が牙をむいたのは息子の恵。お互いに親子だと気づかないまま始まった親子対決は、恵の苗字を「伏黒」だと知り、自我を取り戻した甚爾が自害する形で幕を閉じる。
天与の肉体が術式を凌駕し、器に降ろされていないはずの魂さえ上書きした甚爾。彼が最期に見せた父親らしさに、「子安さんの『よかったな』の演技が堪らなく最高だった」「息子だと気づいてまさか自害なんて…最初で最期、父親らしい優しさかな」「最後目が戻って『禪院じゃねぇのか? 良かったな』ってとこ泣けるわ」「死んでも奥さんとの約束を忘れてなかったとは、甚爾…(涙)」と胸を打たれた視聴者は少なくない。
■「オマエは強い」に涙 人間になりたかった漏瑚
TVアニメ『呪術廻戦』両面宿儺に火力勝負を挑む漏瑚 (C)芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会
番組後半では漏瑚と宿儺の戦闘が展開。勝ち目がないことを承知で「一撃を入れる」ため宿儺に戦いを挑んだ漏瑚だったが、想像を超える宿儺の強さに完敗。いずれ呪いが人として立つことを目的としていた漏瑚は、死後に再会した花御と陀艮に「我々こそ真の人間だ」と語る。
その後、歯が立たなかった宿儺に「誇れ オマエは強い」と言われて涙を流す漏瑚の姿に、SNSでは「最期に宿儺さんから実力を認められて良かったね!」「漏瑚の涙は、呪術廻戦史上1番清らかで美しい涙かもしれない…負の感情から生まれた呪霊のくせに、負の感情を1ミリも含まない純粋な涙だったんじゃないか」「(宿儺が)回想まで蹂躙するのかと一瞬思ったけど、手向けでアツい」といった投稿が相次いでいる。