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松村北斗×上白石萌音『夜明けのすべて』“最高の理解者”となる2人の日常とらえた本予告解禁

映画

映画『夜明けのすべて』より場面写真
映画『夜明けのすべて』より場面写真(C)瀬尾まいこ/2024「夜明けのすべて」製作委員会

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松村北斗

上白石萌音

光石研

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渋川清彦

芋生悠

 SixTONESの松村北斗と上白石萌音がダブル主演する映画『夜明けのすべて』より、本予告と場面写真が解禁された。

【動画】16mmフィルムならではの美しく柔らかな光で映し出される映画『夜明けのすべて』本予告

 本作は、『そして、バトンは渡された』で2019年本屋大賞を受賞した瀬尾まいこの小説を三宅唱監督が映画化。NHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』で夫婦役を演じた松村北斗と上白石萌音の再共演も話題となっている。

 このたび解禁となった本予告は、PMS(月経前症候群)の症状で不機嫌そうな表情を浮かべる藤沢さん(上白石)を外に連れ出す山添くん(松村)という、少し風変りな2人の関係性を切り取ったシーンから始まる。

 PMSで周囲にイライラをぶつけてしまう藤沢さんに「しばらく1人で怒っててもらっていいですか?」と声をかける同僚の山添くんもまたパニック障害を抱えていた。心が思い通りにならず電車など逃げ場のない場所に行けなくなってしまった山添くんのために、藤沢さんはいきなり家に押しかけて自転車をプレゼントすることを思いつく。そうして少しずつ互いの事情と孤独を知った2人は、生きづらさを抱える者同士、遠慮のない素の自分で関わり合うことで、少しずつ希望を見出していくのだった。

 自転車で駆けていく山添くん、ベランダで風を感じる藤沢さんを優しく包み込むのは、16mmフィルムならではの美しく柔らかな光。『ケイコ 目を澄ませて』(2022)で国内外の観客を魅了した“三宅唱監督✕月永雄太撮影”による映像美は本作でも健在で、『きみの鳥はうたえる』(2018)でも三宅監督作品の劇伴を担当したHi′Specの音楽が、少しずつ変化する日常に優しく寄り添う。

 さらに、藤沢さんのナレーションとともに映し出されるのは、“夜明け前がいちばん暗い。”という文章から始まる「夜についてのメモ」と、原作にはない映画オリジナルの設定として登場するプラネタリウム。「“夜明け”を単に希望の比喩とせずに、その人その人によってさまざまな意味を持ちうる『夜』を描きたいと考えていた」と語る三宅監督が導き出したこのシーンは、やがて迎える2人の新しい“夜明け”をそっと想像したくなるような、味わい深いシーンとなっている。

 併せて、場面写真も解禁。山添くんと藤沢さんが勤める栗田科学の社長・栗田和夫(光石研)や、藤沢さんの母・倫子(りょう)とのささやかな日常を切り取っているほか、山添くんの前職の上司・辻本(渋川清彦)や山添くんの恋人(芋生悠)らと関わり合いながら、少しずつ移ろいゆく2人の世界を捉えている。

 なお、ムビチケケードの発売日が11月23日に決定。詳細は公式サイトにて。

 映画『夜明けのすべて』は、2024年2月9日より公開。

映画『夜明けのすべて』本予告

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