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ピクサー『インサイド・ヘッド』続編の日本公開が来年夏に決定! 大竹しのぶら前作声優続投、吹替版特報公開

アニメ

 ディズニー&ピクサーによるアニメーション映画『インサイド・ヘッド』の続編『インサイド・ヘッド2』が、2024年の夏に日本公開されることが決定。日本語吹替版特報とティザーポスターが解禁された。

【動画】ヨロコビやカナシミたちのもとに“新たな感情”仲間入り!? 『インサイド・ヘッド2』日本語吹替版特報

 ピクサーの20周年記念作品として公開され、世界中に大きな感動を与えた前作『インサイド・ヘッド』。誰の中にもあるのに誰も見たことがない“感情”を主人公に、無限に広がる“頭の中”を舞台にするという斬新な設定と、誰もが子供の頃に経験した切ない気持ちや家族との絆にまつわる感動のメッセージが大きな共感を呼び大ヒットとなった。

 前作の脚本・監督を務め、現在はピクサーのチーフ・クリエイティブ・オフィサーを務めるピート・ドクターは、先日公開された続編のUS版特報がディズニーの全アニメーション作品史上最高の再生回数を記録し、世界中で大きな期待と大反響を呼んだことについて、「多くの人々が本作の特報をたくさん見てくれてとても嬉しく思っています」と感謝のコメント。

 さらに「前作が公開された時、頭の中の感情たちを描くストーリーは、1つの映画には収まりきらないほど描くべきことがたくさんあると思っていました」と、前作公開当時から彼の頭の中には続編の構想があったことを語った。前作から9年、ついに全世界の期待を背負い、新たな感動の物語が紡がれる。

 本作の主人公は、思春期を迎えちょっぴり大人になった少女ライリー。転校した学校にも慣れ、頭の中の感情たちヨロコビ、カナシミ、ムカムカ、ビビリ、イカリも、ライリーが幸せに暮らせるように奮闘する毎日を送っていた。しかし、突然大きな“謎の警報”が頭の中に鳴り響く。感情たちが暮らす司令部が壊されてしまうが、そこに新たに現れたのがオレンジ色の感情<シンパイ>だった。

 しかも、新たな感情はシンパイだけではない? 解禁されたティザーポスターには、<シンパイ>の他に、青緑色や青紫色、ピンク色の3つの感情のキャラクターも少しだけ顔を覗かせている。思春期に現れたこのキャラクターたちは、一体何の感情なのか? そして思春期を迎えたライリーの頭の中でどんな新たな騒動が巻き起こるのか?

 前作に続き日本語吹替え版のカナシミ役を大竹しのぶ、ムカムカ役を小松由佳、ビビリ役を落合弘治、イカリ役を浦山迅が務め、ヨロコビ役に小清水亜美が決定した。前作から約8年ぶりにカナシミを演じることについて大竹は、「またカナシミちゃんに出会えた喜びが大きいです。前作から8年、今回の収録のために観直して改めて『いい映画だな、キャラクター、世界観、全てが可愛いな』って思いました」と喜びを語る。

 また、「今、人の感情が薄れていってるのか、ヨロコビもカナシミも他の感情たちも、出しにくい世の中になっていると感じるので、特に日本では、感情を出すということはやはり大事だと、改めて教えてくれる映画です。また今度の作品は、新しい感情のキャラクターも増えるということで、さらに子供も大人も楽しめる作品に、作り上げられたらいいなと思います」と意気込みを明かした。

 前作の脚本を務めたメグ・レフォヴが本作でも脚本を担当、監督は『モンスターズ・ユニバーシティ』などでストーリースーパーバイザーとして実力を磨いてきたケルシー・マンが務める。監督は本作について「新しいキャラクターのシンパイは、今までいた感情たちと初めて出会います。でもそれは私たちの頭の中で何が起こっているのかを考えてみると、とても理にかなっていると思います」と語る。

 他にどんな思春期特有の感情たちが登場するのか、期待は高まるばかり。ヨロコビやカナシミなど感情たちが巻き起こすストーリーは、あなたの頭の中でもきっと起きているはず。

 アニメ映画『インサイド・ヘッド2』は、2024年夏に全国公開。

「インサイド・ヘッド2」日本語吹替版特報

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