「宮崎駿にも影響受けた」ダークファンタジーSF『VESPER/ヴェスパー』、来年1月日本公開&本予告解禁
ダーク・ファンタジーSF映画『VESPER/ヴェスパー』が、2024年1月19日より日本公開されることが決定。併せて本予告が解禁された。
【動画】ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭で最高賞を受賞! 映画『VESPER/ヴェスパー』本予告
本作は、世界3大映ファンタスティック映画祭の1つブリュッセル国際映画祭で最高賞(金鴉賞)を受賞するなど各国の映画祭を席巻したダーク・ファンタジーSF。VARIETYでは「まばゆいばかりに洗練された未来のおとぎ話」と評され、映画批評サイト「Rotten Tomatoes」でも91%支持というハイスコアを獲得(2023年10月17日現在)した。
生態系が壊れてしまった地球。一部の富裕層のみが城塞都市“シタデル”に暮らし、ほとんどの貧しい人々は危険な外の世界で僅かな資源を奪い合うように生活していた。
外の世界で寝たきりの父と2人で暮らす13歳の少女ヴェスパーは、ある日危険な森の中で倒れている女性カメリアを発見。シタデルの権力者の娘であるという彼女から、墜落した飛行艇に乗っていた父親を一緒に探してほしいと頼まれる。
もしかするとシタデルへの道が拓けるかもしれない―ヴェスパーは父の制止を振り切ってカメリアの頼みを聞き入れる。しかし、辺り一帯を支配する残忍なヴェスパーの叔父ヨナスもまた、墜落した飛行艇の行方を追っていた…。
ヨーロッパ発のインディペンデント映画である本作で、独創的かつ魅力的な世界を生み出したのは、クリスティーナ・ブオジーテとブルーノ・サンペル。主演を務めたのは、ティム・バートンの『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』、アカデミー賞受賞『博士と彼女のセオリー』などに出演経験のある新鋭ラフィエラ・チャップマン。エディ・マーサン、リチャード・ブレイクら実力派のキャスト陣を向こうに回し、タイトルにもなっているヴェスパーを熱演した。
予告編では、監督たち自身が「様々な植物や昆虫、水生生物をはじめ、『セサミ・ストリート』などで知られるジム・ヘンソンそして宮崎駿などに影響を受けた」と語る、独創的かつ美しい世界観の一端を垣間見ることができる。
映画『VESPER/ヴェスパー』は、2024年1月19日より公開。
※宮崎駿の「崎」は「たつさき」が正式表記