綾野剛、主演映画で歌うX JAPAN『紅』は「全面裏声で歌っています」
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俳優の綾野剛が4日、都内で行われた映画『カラオケ行こ!』完成披露試写会に、齋藤潤、芳根京子、北村一輝、やべきょうすけ、チャンス大城、八木美樹、後聖人、山下敦弘監督と共に出席。劇中で歌うX JAPANの楽曲『紅』について語った。
【写真】狂児&聡実のバディを演じた綾野剛&齋藤潤
本作は、合唱部部長の中学3年生が突然ヤクザにカラオケに誘われ、歌の指導を頼まれるという奇抜な設定と、予想に反するエモい展開、そして思わずクスッと笑ってしまうユーモアで、累計60万部を突破した和山やまの人気漫画を、山下敦弘監督により実写化。絶対に歌がうまくならなければならない主演のヤクザ・成田狂児を綾野、悩める合唱部部長の中学生・岡聡実を齋藤が演じる。
本作で演じた狂児について、綾野は「非常に難関な役でした」と吐露。さらに、主題歌である『紅』が劇中でも鍵となることから、「とにかく『紅』を愛すところから。狂児に関しては恐ろしいほどの情念を持って歌っております。これっぽっちもお遊びなしで狂児は『紅』と向き合っているということだけはご理解いただけたら」と呼びかける。
また綾野が『紅』を歌うにあたって、山下監督からは「練習しなくていい」と言われたことも明かされると、綾野は「裏声が気持ち悪いという設定ですので、全面裏声で歌っています」と明かしていた。
一方、聡実が部長を務める合唱部の副顧問・森本もも役の芳根は「10代の時に初めて連ドラの主演でやらせてもらった役が合唱部員の役だったので、ついに先生の役、しかも合唱の副顧問という立場で、まさか合唱にまた関わる作品に携われるのはうれしいなと思いました」としみじみ。生徒を演じた齋藤や八木、後らに対して「本当にみんなかわいいんですね。いつも撮影中はメロメロでした」と口にしていた。
映画『カラオケ行こ!』は、2024年1月12日より全国公開。
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