『ブギウギ』おでん屋のおっちゃん“伝蔵”坂田聡、“スズ子”趣里への“恋の援護射撃”に称賛「もう親代わり」
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趣里が主演を務める連続テレビ小説『ブギウギ』(NHK総合/毎週月曜〜土曜8時ほか)の第11週「ワテより十も下や」(第55回)が15日に放送され、おでん屋台の伝蔵(坂田聡)が、恋に悩むスズ子(趣里)の背中を押す言葉を放つと、ネット上には「いいこと言う」「もう親代わり」などの声が相次いだ。
【写真】『ブギウギ』第55回場面カット
9歳年下の村山愛助(水上恒司)から「恋人になってください」と言われたスズ子は、戸惑いながら「ちょっと…考えさせて」と答える。それ以来、スズ子は愛助との関係に頭を悩ませていた。
一方、マネージャーの五木(村上新悟)からは村山興業を敵に回したくないので、波風を立てないでほしいと言われる。付き人の小夜(富田望生)は悩みを聞くために、スズ子を伝蔵(坂田聡)のおでん屋台へ誘う。
スズ子は愛助について、最初は弟のように思っていたものの、時間を重ねる中で印象が変わってきたと明かす。またスズ子は学徒出陣の新聞記事を読んで、胸が痛くなったと話し「あんなキラキラした目で夢を語ってはった村山さんも戦地に行く思うたらな、もう苦しゅうて苦しゅうてな…」と言葉を紡ぐ。さらにスズ子は、男性から好きと言われたことが初めてだとも打ち明ける。
「惚れちまったのか?」と聞く小夜に、スズ子は「せやけど、九つも下やろ? 自分でもみっともない思うわ」とポツリ。すると2人の目の前で話を聞いていた伝蔵が「なんだお前。年のことなんか気にすんのか?」と言い放つ。そして伝蔵は立ち上がると真剣な表情でスズ子を見つめ「大事なのはな、おめえの気持ちだろう」と語りかけ、かつて屋台に来た愛助について「あの野郎は悪い奴じゃねえぜ。なかなかいい目してやがった」と言うのだった。
伝蔵の言葉を真剣に受け止めるスズ子の表情が映し出されると、ネット上には「お? 伝蔵さん? 思わぬところから援護射撃?」「いいこと言うじゃねぇか」といったコメントや「屋台のおじちゃん第二のお父さんみたいで心強い」「伝蔵さんもう親代わりなんよ」などの声が相次いでいた。