橋本環奈が“万博ガール”に! テレ朝開局65周年記念『万博の太陽』来年3月放送決定 制作は『ドクターX』チーム
■橋本環奈
――本作のみどころを教えてください
いちばんのみどころは、万博に憧れて“世界中の人々と交流してみたい”と思っている前向きな女の子が、自分の夢に向かってひたむきに走って行くところですね。爽快感もあり、とてもキラキラした作品だと思います。
――撮影を楽しみにしているシーンや注目してほしいポイントは?
今日子が居候することになった万田家の家族とのシーンです。万博を夢見る今日子にとって、万博会場のある大阪で暮らすことはもちろん、自分の夢に向かって奮闘したり、家族団らんがあったり、人生のターニングポイントともいうべき出来事が万田家でたくさん起きるので、そのシーンはいろいろと楽しみです。温かい空気感みたいなものもたっぷり詰まっていると思います。
また、素晴らしく豪華な俳優さんが多数出演されているので、どなたが登場するかも注目ポイントです。ものスゴイ方々を1日だけお呼びして撮影するなんて、本当に贅沢なことをさせていただいています。
――ご自身から見て今日子はどんな女の子だと思いますか?
私が演じる今日子はとてもかわいらしく、亡きお父さんに似て、真っすぐで猪突猛進な性格です。でも、元気な女の子でありながらも“不思議ちゃん”のようにはしたくないなと思っているんです。物語の冒頭に「ガガーリンが死んじゃったの…」というセリフがあるのですが、インパクトがあるそのシーンでは、ちょっと変わった子に見せたかったんです。でも、“手に負えないほど変わっている子”にはしたくなかった…。真っすぐで好奇心旺盛で熱意を持って進む女の子でありつつ、ちょっと変わっている部分を持つという、表現のバランスはたくさん考えて演じています。
――レトロなファッションも登場しますが、衣装はいかがですか?
衣装合わせのとき、いろいろなパターンを着させていただいたのですが、その時代を生きていなかったにもかかわらず、“知っている昔の日本”という感じがしました。ミニスカートが流行っていたり、髪型もくるくる巻いていたり、一周まわってレトロでかわいらしい洋服も多いので、ファッションも見ていて楽しいんじゃないかなと思います。コンパニオンの制服も、スタッフのみなさんが資料を見て再現してくださっているのですが、こんなにかわいらしいお洋服を着ていたなんて、コンパニオンって本当に女の子たちの憧れのお仕事だったんだろうなと改めて認識させてくれました。
――視聴者のみなさまにメッセージをお願いいたします!
“こういう時代もあったな”と懐かしむ方もいれば、私と同世代やそれよりも下の世代のみなさんは“こういう日本の姿もあったんだ!”と歴史的感覚で見られる作品でもあります。何より、見れば必ず前向きになれる作品だと思います。ぜひ、3月の放送を楽しみにしていてください!
■内山聖子(テレビ朝日エグゼクティブプロデューサー)
戦争をしていた日本が復興して、世界と手をつなごうとした象徴が、1970年の万博です。
女性にとっていい結婚をするのが花道とされていた時代に、その常識をひっくり返すエネルギーを持った女子とその家族の物語。
今の日本に笑いと涙と感動をお届けします!