『スクリーム7』監督が降板 メインキャスト離脱相次ぐ
人気スラッシャーシリーズ『スクリーム』の第7弾から、監督のクリストファー・ランドンが降板した。同作では、出演予定だったジェナ・オルテガやメリッサ・バレラの不参加が報じられており、降板劇が続いている。
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『ハッピー・デス・デイ』や『ザ・スイッチ』で知られるランドン監督が、現地時間12月24日にX(旧ツイッター)を更新し、同作からの降板を発表。「良いタイミングだと思うので、数週間前に『スクリーム7』を降板したことを報告します。失望する人も喜ぶ人もいるでしょう。夢の仕事でしたが、悪夢に変わってしまいました。関わった全員のために心を痛めました。全員にです。しかし前に進むときです」とした。
そして、シリーズの生みの親で、2015年に亡くなったウェス・クレイヴン監督と脚本家のケヴィン・ウィリアムソンを称え、「ほんの短い間でしたが、参加できたことは光栄でした」と綴った。
本作では、第5弾と第6弾に出演したメリッサ・バレラが、イスラエルとイスラム組織ハマスによる軍事衝突に関し、イスラエルを非難する意見をSNSで発信したことを受け、第7弾から解雇が発表された。以来混乱が続いている。
Varietyによると、ランドン監督はメリッサの解雇を受け、「すべてが最悪だ。怒鳴るのはやめろ。僕の決断じゃない」とXにてコメントしていたそうだ。この投稿はすでに削除されている。
またメリッサの解雇に続き、彼女の妹を演じたジェナ・オルテガも主演ドラマ『ウェンズデー』のシーズン2の撮影と重なったため、降板を発表した。ジェナの降板は、全米脚本家組合(WGA)と全米映画俳優組合(SAG-AFTRA)のストライキの影響でスケジュールが押したことによるもので、メリッサの解雇劇とは関係ないとみられる。