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『ブギウギ』“りつ子”菊地凛子、特攻隊員へ「別れのブルース」熱唱 ネット心痛「苦しく悲しい」

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連続テレビ小説『ブギウギ』第66回より
連続テレビ小説『ブギウギ』第66回より(C)NHK

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 趣里が主演を務める連続テレビ小説『ブギウギ』(NHK総合/毎週月曜〜土曜8時ほか)の第14週「戦争とうた」(第66回)が5日に放送され、茨田りつ子(菊地凛子)が慰問先で特攻隊員たちへ「別れのブルース」を披露する姿が描かれると、ネット上には「なんという時代…」「苦しく悲しい」といった反響が寄せられた。

【写真】『ブギウギ』第66回場面カット 特攻隊員の前で「別れのブルース」を歌うりつ子(菊地凛子)

 1945年、日本の戦況はますます悪くなっていた。富山に慰問に来ているスズ子(趣里)は、女中の静枝(曽我廼家いろは)の話を聞き、この人のためにも歌を歌わなければいけないと心に誓う。

 一方、鹿児島の海軍基地にいるりつ子は、特攻隊員たちが見つめる中ステージに上がる。隊員たちが望むものを歌うと、りつ子は若い隊員たちに希望を問いかける。「いかがですか?」と聞くりつ子に、隊員の1人が「別れのブルース」をリクエスト。これに他の隊員たちも「最期に聞きたいです!」「大好きな曲です!」「お願いします!」と要望する。

 りつ子が歌い始めると、食い入るようにステージを見つめる者や涙を堪える者の姿も。歌が終わると、隊員の1人が立ち上がり、笑顔を浮かべながら「勇気付けられました」と言う。すると他の隊員たちも「もう思い残すことはありません!」「迷いはありません」「いい死に土産になります」「ありがとうございました!」「覚悟はできました!」と思いを伝える。

 特攻隊員たちの声を聞いたりつ子は、いたたまれなくなりステージを降りると、堪えられず舞台袖で崩れ落ちて泣いてしまうのだった。

 死を覚悟させられる若い特攻隊員たちと、彼らを前に歌うりつ子の姿が描かれると、ネット上には「りつ子さん自分の歌が死に土産なんて辛いよね」「なんという時代……胸が苦しい」「胸がつぶれるように苦しく悲しい」などの声が続出。さらに「もうホントダメ!戦争しちゃダメ!」「戦争は絶対あかん」といったコメントも集まっていた。

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