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実話を元にした若き天才パティシエのサクセスストーリー『パリ・ブレスト』本予告解禁

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映画『パリ・ブレスト』場面写真
映画『パリ・ブレスト』場面写真(C)DACP-Kiss Films-Atelier de Production-France 2 Cinema

 映画『パリ・ブレスト 〜夢をかなえたスイーツ〜』より、本予告と場面写真11点が解禁された。

【動画】艶やかなスイーツに⽬が釘付け︕ 『パリ・ブレスト』本予告

 本作は、22歳でパティスリーの世界選手権のチャンピオンに輝き、彗星(すいせい)のごとくスイーツ界に登場した若き天才パティシエ、ヤジッド・イシュムラエンの自伝書を元に映画化したサクセス・ストーリー。

 主人公を演じたのはTikTokで6600万人のフォロワーを持つ映像クリエイターとして人気のリアド・ベライシュ。本作に出演するために料理の集中講座を受け、ヤジッドから直々にパティスリーの創作を伝授してもらいながら役づくりに励み初主演を果たした。

 そして、もうひとりの<主人公>として見逃せないのは、ヤジッド本人が準備期間のみならず撮影中も全ての<出演シーン>を監修した、美しく華麗なデザートたち。ヤジッドの代名詞ともいえる、フォークを刺すとパリっと割れ、中からクリームがとろけ出す「パリ・ブレスト」、大きなさくらんぼの形をした、あでやかなチョコレートのコーティングが芸術的な「フォレ・ノワール」などが登場する。監督は本作が長編監督デビューとなるセバスチャン・テュラール。

 育児放棄の母親の下、過酷な環境で過ごしている少年ヤジッド(リアド・ベライシェ)にとって唯一の楽しみは、フォスターファミリー(里親)の家で、だんらんしながら食べる手作りのスイーツ。いつしか自らが最高のパティシエになることを夢みるようになっていた。

 やがて、児童養護施設で暮らしはじめたヤジッドは、敷居の高いパリの高級レストランに、機転を利かせた作戦で、見習いとして雇ってもらうチャンスを10代でつかみ取る。毎日180キロ離れた田舎町エペルネからパリへ長距離通勤し、時に野宿をしながらも必死に学び続け、活躍の場を広げていく。偉大なパティシエたちに従事し、厳しくも愛のある先輩や心を許せる親友に囲まれ、夢に向かって充実した日々を過ごすヤジッド。ところがそんな彼に嫉妬する同僚の策略で、突然仕事を失うことに。失意のどん底から持ち前の情熱でパティスリー世界選手権への切符をようやく手に入れるが…。

 予告には、目にもあでやかなスイーツが次々と登場。不遇な環境で育った少年ヤジッドが、お菓子作りの才能を開花させ、努力の末に夢をつかんでいく姿を捉えている。最初はただ夢中になってお菓子作りを楽しんでいたヤジッドだったが、やがてその才能を周囲から認められ、「パティシエのコンテストで人生を変える」という夢を持つようになる。憧れだった師匠のもとに飛び込み、鍛錬と挑戦に明け暮れるヤジッド、そしてそこで出会うかけがえの無い仲間たち。「成功を掴むヒントが隠れている」という辻口博啓「モンサンクレール」オーナーシェフ/日本スイーツ協会代表理事からのコメントも添えられた、“目にもおいしい“予告となっている。

 場面写真は、チョコレートを繊細に扱う姿や、パティシエの師匠と相対する様子のほか、子供時代のヤジッドが色とりどりのスイーツが並ぶショーケースに思わず魅入る様子など、いずれも、お菓子作りを人生の目標に定めた彼の生き様の一部を刻むようなものとなっている。

 映画『パリ・ブレスト 〜夢をかなえたスイーツ〜』は、3月29日より全国公開。

映画『パリ・ブレスト』本予告

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