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『三体』著者の同名短編小説を基に映画化した中国SF超大作『流転の地球 ‐太陽系脱出計画‐』、3.22公開決定

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映画『流転の地球 ‐太陽系脱出計画‐』ポスタービジュアル
映画『流転の地球 ‐太陽系脱出計画‐』ポスタービジュアル(C)2023 G!FILM STUDIO [BEIJING] CO., LTD AND CHINA FILM CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.

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ウー・ジン

アンディ・ラウ

 SF小説『三体』原作者による同名短編小説を映画化した中国映画『流転の地球 ‐太陽系脱出計画‐』が、3月22日より公開決定。ポスタービジュアルが解禁された。

【写真】メガヒット中国SF超大作が日本上陸! 映画『流転の地球 ‐太陽系脱出計画‐』メインカット

 本国でシリーズ累計2000万部を超える超ベストセラーとなり、SF界のノーベル文学賞と呼ばれるヒューゴー賞をアジア人として初受賞した、今春Netflixドラマシリーズが配信されるSF小説「三体」。その原作者リウ・ツーシンによる同名短編小説を基に、ウー・ジン、アンディ・ラウ、リー・シュエチェンら中国映画界が誇る才能を結集して映像化したのが本作だ。

 そう遠くない未来に起こりえる太陽系消滅に備え、地球連合政府による1万基に及ぶロケットエンジンを使って、地球を太陽系から離脱させる巨大プロジェクト「移山計画」が始動。人類存亡の危機を目前に、各国の思惑や、内紛、争いが相次ぐ中、自らの危険を顧みず立ち向かった人々がいた。亡き妻への想いを胸に、宇宙へと旅立つ飛行士リウ(ウー・ジン)。禁断のデジタル技術によって、事故死した娘を蘇らせようとする量子科学研究者トゥー(アンディ・ラウ)。そして、大きな決断を迫られる連合政府の中国代表ジョウ(リー・シュエチェン)。多くの犠牲を払いながら、地球と人類の存亡、そして希望を懸けた最終作戦が始まった。

 精緻な映像美で描かれる練り込まれたストーリーに、ドラマティックに描かれるさまざまな人間模様、さらに圧倒的なスケール感で繰り広げられるパニック描写―。3.2億元(約65億円)の製作費を費やし、ハリウッド大作をも圧倒する究極のSFエンタテインメント超大作が誕生した。

 本作は、中国本土で公開されると初登場第1位に輝き、興収40億2900万元(約815億円)を突破し、歴代興行収入ベストテン入りを果たすメガヒットを記録。北米でも大ヒットとなり、世界興収は約6億米ドル。第96回アカデミー賞国際長編映画賞中国代表作品にも選出され、すでにシリーズ3作目の製作が決定するなど、社会現象となっている。

 このたび解禁されたポスタービジュアルは、地球を太陽系から離脱させるという巨大プロジェクトに命がけで挑んだウー・ジンやアンディ・ラウらの険しい表情ながらも力強い眼差しが印象的。人類の未来と希望を懸け、1万基のロケットエンジンを使って太陽系から離脱するという、想像することすら容易ではないプロジェクトを圧倒的なスケールで描く本作の世界観が表現されている。

 映画『流転の地球 ‐太陽系脱出計画‐』は、3月22日より劇場公開。

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