クリス・エヴァンス、政界進出を否定
『アベンジャーズ』シリーズのキャプテン・アメリカ役で知られるクリス・エヴァンスが、政界入りを否定した。
【写真】クリス・エヴァンスが妻アルバに贈った指輪
アメリカでは今年、大統領選挙を迎える。ハリウッドではセレブが投票を呼び掛けるなど、政治活動にも熱心なことで知られるが、市民参加の投票サイト「A Starting Point」を運営するクリスもその一人。しかし、ロナルド・レーガン元大統領や、カリフォルニア州知事になったアーノルド・シュワルツェネッガーなど政界に進出した俳優もいる中、クリスは政治家への転身を考えていないようだ。
Just Jaredによると、現地時間1月29日、クリスがワシントンDCのナショナル記者クラブで開催されたイベント「ニュースメーカー・ランチョン」に出席し、記者からの質問に答えたそう。
自ら出馬することを考えているかと聞かれたクリスは、「そんなこともあった」と言いつつ、政界進出を否定。「選挙で選ばれた代表になる以外にも、この世界の一員として良い形で参加する方法があると思う」と述べたそうだ。
Deadlineによると、クリスが共同で立ち上げたA Starting Pointは、各党派とは距離を取り、主要な問題を議員や政府関係者など専門家がわかりやすく説明し、有権者に対し情報提供することを目的にしているようだ。
会見でクリスは、自分は政治に対し意見を公に語っているため、いずれはA Starting Pointの顔役を離れたいとコメント。「このサイトは情報提供がベースとなっており、僕の意見を表す場ではありません。僕は専門家ではないし、ジャーナリストでもない。アメリカ人として、投票者である以外に、この分野に関わる資格がない。皆がそうすべきように、僕は僕の出来る範囲で活動したい。僕のできること、それは声を上げることです」と述べたそうだ。