VTuber・星街すいせい、映画『トラペジウム』主題歌に参加! 星街からの誕生日メッセージ動画に原作者・高山一実が感激
アニメ映画『トラペジウム』の主題歌が、MAISONdes「なんもない feat. 星街すいせい, sakuma.」に決定し、ボーカルはアイドルVTuberの星街すいせいであることが明かされた。また、2月8日に誕生日を迎えた原作者・高山一実へ、星街すいせいからのサプライズバースデイメッセージが届き、感激する高山の様子も収めたスペシャル動画が公開された。
【動画】星街すいせいからのサプライズバースデイメッセージに高山一実が感激! スペシャル動画
原作は、自分の力で仲間を集め、アイドルを目指す高校生・東ゆうの物語を描いた、元乃木坂46一期生・高山一実の小説家デビュー作(KADOKAWA刊/『ダ・ヴィンチ』連載)。
原作者の高山がシナリオ制作など映画制作に深く関わり、彼女でなければ描けないテーマ「アイドルが放つ輝き」とは何なのか、「アイドル」とは何なのかという“思い”をさらに追い求め、『ぼっち・ざ・ろっく!』『SPY×FAMILY』のCloverWorksのスタッフとともに完全版『トラペジウム』としてアニメーション映画化した。
高校1年生の東ゆうは“絶対にアイドルになる”ため、自らに4箇条を課して高校生活を送っていた。「SNSはやらない」「彼氏は作らない」「学校では目立たない」「東西南北の美少女を仲間にする」東西南北の別々の高校に通う “輝く星たち”を仲間にしたゆうが、高校生活をかけて追いかけた夢の結末とは―。
主人公の東ゆうを演じるのは結川あさき。そして主題歌は、「どこかにある六畳半アパートの、各部屋の住人の歌」をコンセプトに、楽曲ごとに「歌い手」「作り手」を替えて発表し、Z世代に絶大な人気を誇る音楽プロジェクトであるMAISONdesが担当することはすでに発表されていた。
主題歌のボーカルを務める星街すいせいは、バーチャルアイドルグループ「ホロライブ」所属のVTuber。X(旧Twitter)フォロワー数146万人超え、YouTube登録者数207万人超え(1月現在)と絶大な人気を誇り、2023年にはYouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」で同時視聴者数16万人を記録し、2024年には年明け早々エンタメを語るトーク番組『あたらしいテレビ』(NHK総合)にMC出演を果たすなど、いま最も話題のVTuberとして熱い注目を浴びている。30秒の特報映像でその歌声の一部を聴くことができる。
公開されたスペシャル動画で高山は「MAISONdesさんと星街さんというすごいコラボを、『トラペジウム』という物語で実現してくださったことがすごく嬉しいです!」と、あらためて主題歌アーティストの偉大さに言及。楽曲についても、「アニメーションとリンクした時に、主人公の東ゆうの背中を押してくれるような曲に聞こえたので感動しました!」と喜びを語っている。
そんな高山に届いた星街のメッセージ映像では、「今日は高山さんのお誕生日ということで、おめでとうございまーす!」と元気いっぱいに祝福。早速原作を読んだそうで「私自身も大きなステージに立つためには夢見がちな計画を立てていたような身でしたので、主人公の東ゆうちゃんにはすごく親近感を覚えました」と、自身と同じく“アイドルになる”という大きな夢を追う東ゆうの物語に深く共感した様子。「自分の目標に猪突猛進で共感できるところもすごく多くて、そんな東ちゃんを、主題歌を歌うことで応援できる機会を頂けて本当に嬉しく思います! 映画の大ヒットと曲の大ヒットに向けてお互い頑張りましょう! 公開を楽しみにしています!」と高山にエールを贈った。
これには高山も「嬉しい! サプライズありがとうございます、星街さん!」と大感激。さらに、星街から届いた誕生日祝いの花束に感動しながら、「30歳という節目で自分の書いた小説のお仕事がいただけるなんて、めちゃくちゃ嬉しいなと思っていたんですよ。楽しみに待っている日々もすごく幸せだったんですけど、今すごく、この瞬間もめちゃくちゃ幸せです!」と満面の笑みを見せている。
また、本作のムビチケが2月10日より上映劇場にて販売開始される。
アニメ映画『トラペジウム』は、5月10日より全国公開。
星街すいせい、高山一実のコメント全文は以下の通り。