ジョディ・フォスター、撮影中ライオンに咥えられたエピソードを告白
『タクシードライバー』で少女娼婦アイリス役を演じ世界に衝撃を与え、『告発の行方』と『羊たちの沈黙』で2度アカデミー主演女優賞を受賞するなど、数多くの作品で爪痕を残してきたジョディ・フォスターだが、撮影中、ライオンに咥えられたことがあるそうだ。
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この度、イギリスの人気トーク番組『グレアム・ノートン・ショー』に出演したジョディ。映画デビュー作となった1972年の『ジョディ・フォスターのライオン物語』で体験した恐ろしいエピソードを明かした。
ジョディがジョニー・ウィタカーやマイケル・ダグラスらと共演した『ジョディ・フォスターのライオン物語』は、ペットの年老いたライオンを手放すよう迫られた2人の子ども(ジョディとジョニー)が、ライオンと一緒に旅に出る物語。
撮影には、老いて歯のないメインのライオンと、スタント用のライオン、そして撮影準備のためのスタンドインのライオンと、3頭用意されていたそう。問題は、テイクを終えた後、丘の上に登ったときに、スタンドインのライオンとの間で起きたそうだ。
「たてがみが迫ってきたのを覚えている。するとライオンは私を横向きに咥えて、振り回し、歩き回ったの」「クルーは一人残らず、逆方向に走っていった。横向きになって、皆が走り去っていくのを見ていた。彼らは撮影道具も持って走っていったよね」。咥えられた彼女は、振動を感じていたので、地震でも起きたのかと思っていたそうだ。「何が起きたんだろうと思って、皆が走っていくのを眺めていた」と振り返る。
「トレーナーが『下ろせ』と言ったら、ライオンはよく躾けられていたから、口を開けて私を落としたの」。自由になったジョディも走って逃げたが、ライオンはそんな彼女を追ってきたそうだ。「ライオンは私に前足を乗せて、まるで『捕まえたぞ、大丈夫だ』とでも言うようにじっとしていた」。彼女は愉快そうに笑うが、他の出演者はショックを受けたようだ。