エマ・ストーン、ヨルゴス・ランティモス監督と再タッグ 韓国映画リメイク作品に出演交渉
関連 :
『哀れなるものたち』でアカデミー主演女優賞にノミネートされているエマ・ストーンが、ヨルゴス・ランティモス監督が手掛ける韓国のSFブラックコメディ映画『地球を守れ!』のリメイク作品出演にむけ、交渉に入った。
【写真】「エマ・ストーン」フォトギャラリー
『地球を守れ!』(2003)は、宇宙人の侵略を確信した青年が、彼に思いを寄せる女友達の手を借りて、宇宙人だと目星を付けたビジネスマンを拉致監禁する物語。釜山映画祭やブエノスアイレス国際映画祭などで上映され、韓国の権威ある映画賞、大鐘賞と青龍映画賞で監督賞を獲得。カルトムービーとして評価を得ている。
Varietyによると、英語でリメイクする企画は数年前から立ち上がっており、当初はオリジナルの監督チャン・ジュナンがメガホンを取ることになっていたそう。しかし先日、ランティモス監督の就任が発表され、キャストに注目が集まっていた。
エマは、『女王陛下のお気に入り』でランティモス監督と初めてタッグを組みアカデミー賞にノミネート。『哀れなるものたち』のほか、監督の故郷ギリシャで撮影されたモノクロ短編映画『Bleat(原題)』もニューヨーク映画祭で公開されている。この後4度目のコラボとなる『Kinds of Kindness(原題)』が今年のカンヌ国際映画祭でお披露目される見通しであるのに加え、まだ発表されていない5度目のタッグ作も控える。6度目のコラボレーションとなる本作では、エマは助演となる見込みだ。
本作は、エミー賞を総なめにしたドラマ『メディア王 〜華麗なる一族〜』や、映画『ザ・メニュー』を手掛けたウィル・トレーシーが脚本を担当。この夏からイギリスとニューヨークで撮影を開始する予定だそう。