新作映画で坊主頭になったエマ・ストーン、頭を剃るたった一つの条件とは
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ヨルゴス・ランティモス監督の新作映画『Bugonia(原題)』で、頭髪を剃られるシーンに挑んだエマ・ストーン。この演出を引き受けるに際し、提示した条件を明かした。
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この度Peopleが公開した同作の舞台裏インタビューで、エマが「このシーンについて知った時、ヨルゴスに『連帯を示すために、あなたの頭も剃らないと』と言ったら、『わかったよ』という感じでした」とコメント。引き受ける条件として、監督の頭も剃らせるよう求めたことを明かした。
同作は、『女王陛下のお気に入り』や『哀れなるものたち』、『憐れみの3章』などでエマとタッグを組んできたランティモス監督が、韓国のSFブラックコメディ映画『地球を守れ!』をリメイクした作品。エマ演じる大企業のCEOミシェルは、ある日、彼女のことを「地球を破壊するエイリアン」だと信じ込む陰謀論者たちに拉致される。ジェシー・プレモンスとエイダン・デルビス演じる陰謀論者は、髪の毛で母船と交信すると考え、ミシェルの髪の毛を剃り落とす。
Peopleが公開した映像には、セットの片隅で、エマに髪の毛を剃られるランティモス監督の姿も紹介されている。エマは「彼の頭を剃るのはワクワクしたけれど、思っていたほどではなかった。クールだったけど、私の頭を剃った時の方がドラマティックだった。自慢する訳じゃないけれど、私の髪の毛はすごく長かったの。でも彼はそれほどでもなかった」と振り返っている。
なお、ヘア&メイクアップデザイナーのトルステン・ウィッテによると、映画の撮影中、剃りたての頭を維持するために3日おきにエマの髪を剃ったそう。「彼女も気に入っていたし、髪の毛のない彼女はとても美しかった」と語っている。

