『ゲーム・オブ・スローンズ』 ジョセフ・ガット、ロサンゼルス当局を告訴 小児性愛で誤認逮捕され信用失墜
『ゲーム・オブ・スローンズ』や『ダンボ』などに出演するジョセフ・ガットが、未成年に不適切な行為を行ったと誤認逮捕されたことで信用が失墜したとして、4000万ドル(約60.7億円)を求め、ロサンゼルス当局を訴えた。
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Varietyによると、ガットは現地時間4月4日、ロサンゼルス郡地方検事ジョージ・ガスコンとロサンゼルス郡、ロサンゼルス郡副地方検事アンジェラ・ブランソン、ロサンゼルス市警の刑事デノス・アマラントス、そしてロサンゼルス市を相手取り裁判を起こしたそうだ。彼は2022年、16歳のファンに夢中になったとして逮捕されたが、後に却下されている。ガットによると、このファンとは面識もないそうだ。
訴状によると、このファンは2020年10月に、友人からガットがカメオ出演する誕生日祝いのメッセージを贈られたようだ。その後彼女はソーシャルメディアを通じてガットにメッセージを送るようになり、ガットも返事をしたが、「完全に適切なもので、セレブとファンのやり取りとして一般的なもの」だったという。
このファンは、ガットが出演したドラマ『バンシー』のヌード画像を使用して「完全なるファンタジーのセクシーな画像」を捏造したというが、被告らは、ガット逮捕の1年後までそのファンから話も聞かず、信用性も確認しなかったそうだ。
ガットはブランソンから個人的にターゲットにされ、個人的なバイアスと敵意が向けられ、捜査線上に疑問点が浮かんでも無視されたと非難。「事実無根の犯罪」で訴追され、「公に小児性愛の常習犯とレッテルを貼られた」と訴えている。