スパイク・リー&オリヴィア・コールマンら、ガザのためのオークションにアイテム提供 1700万円超集まる
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イスラム組織ハマスとイスラエルが戦闘を繰り広げるガザ地区に暮らす人々を支援するためのチャリティ・オークション「シネマ・フォー・ガザ」に、新たに映画監督スパイク・リーやオスカー俳優のオリヴィア・コールマンが出品。立ち上げ以来90000ポンド(約1730万円)の資金を集めたそうだ。
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Varietyによると、このオークションはイギリスを拠点にするフィルムメーカーと映画ジャーナリスト、ハンナ・フリント、ジュリア・ジャックマン、レイラ・ラティフ、ソフィー・モンクス・コーフマン、へレン・シモンズが立ち上げたもの。
3月28日の設立以来規模を拡大しており、ティルダ・スウィントンやジョシュ・オコナー、ケン・ローチ監督といったセレブたちによる寄付品が日々オークションに出されている。
現地時間4月8日には新たに、スパイク・リーのサインの入った『マルコムX』の額入りポスターや、ポール・メスカルのサイン入り『aftersun/アフターサン』のポスター、オリヴィア・コールマンによる個人的なビデオメッセージが出品された。
このほか、テッサ・トンプソンとともに、Zoomで『マーベルズ』の思い出をビール片手に語りあう権利や、『わたしは最悪。』のヨアキム・トリアー監督とキャストのサイン入りポスター、スーザン・サランドンとZoomで彼女の好きな映画について話す権利(プラス『ロッキー・ホラー・ショー』のサイン入りTシャツ)、エリザ・ヒットマン監督のサイン入りポスターとZoom権、レニー・アブラハムソン監督とアイルランド・ダブリンで一緒にコーヒーを飲む権利とサイン入り『ノーマル・ピープル』脚本、ルーカス・ドン監督とベルギー・ヘントでディナー権と『CLOSE/クロース』のサイン入り脚本などが出品された。
先週は、ジョナサン・グレイザー監督が寄付した『関心領域』のサイン入りポスターが7枚出品。彼は、同作のプロデューサーで長年のコラボレーターであるジェームズ・ウィルソンとともに、『アンダー・ザ・スキン 種の捕食』のサイン入り脚本とポスター、写真家ニール・オブライエンによる3連フレーム入りのスティル写真も寄付している。
オークションは4月12日まで開催され、収益は慈善団体パレスチナ人への医療援助 (Medical Aid for Palestinians/MAP)に贈られるそうだ。