窪塚愛流、舞台初挑戦! 2組のペアが二人芝居に挑む『ボクの穴、彼の穴。W』9月より上演
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井之脇海×上川周作、窪塚愛流×篠原悠伸の2組のキャストでおくる、モチロンプロデュースの舞台『ボクの穴、彼の穴。W(ダブル)』が、9月中旬~10月中旬、東京・スパイラルホール、大阪・近鉄アート館にて上演されることが決まった。
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本作は、松尾スズキが初めて翻訳したフランスの童話作家デビッド・カリ著・セルジュ・ブロック絵『ボクの穴、彼の穴。』(千倉書房)の絵本が原作の二人芝居。
戦場に残された敵対する二人の兵士。それぞれの穴の中で孤独にさいなまれ、星空に癒され、幾度も限界を迎えながらもやがて相手を知ることで、決意をする。舞台は戦場だが、ユーモアと人間の根源的な優しさが満ちあふれた作品だ。
2016年には塚田僚一(A.B.C‐Z)、渡部秀の出演で上演され、2020年に宮沢氷魚、大鶴佐助のペアで再演もされた。PARCOプロデュースという形で2回上演されたこの作品を、このたび“モチロンプロデュース”として劇場と出演者が変わり、装いを新たに、より濃密な空間で俳優の息遣いを感じさせる作品としてよみがえらせる。
ノゾエ征爾が初演・再演に引き続き、翻案・脚本・演出を務める。出演はドラマ『9ボーダー』(TBS系)や6月30日放送の『ブラック・ジャック』(テレビ朝日系)への出演も話題の井之脇海、連続テレビ小説『虎に翼』(NHK)で主人公の兄・猪爪直道役を演じる上川周作。5月には初主演映画『ハピネス』の公開も控える窪塚愛流、映画『花束みたいな恋をした』、『サマーフィルムにのって』など多くの話題作に出演する篠原悠伸の4人で、窪塚は舞台初出演。井之脇海・上川周作ペア、そして窪塚愛流・篠原悠伸ペアの2チームで交互に上演する。
ノゾエは「全く新鮮な気持ちでワクワクしています。いや、ゾクゾクかもしれません」、井之脇は「9歳で俳優を始めて、今年で20年を迎える節目に、初めて“二人芝居”に挑戦できることを、とても嬉しく思います」、上川は「出演が決まった瞬間は未知なる体験へのプレッシャーも感じましたが、同時に舞台に立った時の事を妄想してワクワクしている自分がいました」とコメント。
窪塚は「舞台に至るまでの稽古や相手役の篠原さんと僕のセッションがノゾエさんの指導でどう作品に落とし込まれるか、その輝いた気持ちを大切にして、せっかく役を頂いたからこそ、一生懸命に全力で悔いのない最高の人生初舞台にしたいです」、篠原は「皆様、あわよくば両チームともご覧頂いて、その違いを楽しんで貰えたら幸いです」と話している。
モチロンプロデュース『ボクの穴、彼の穴。W』は、9月中旬~10月中旬、東京・スパイラルホール、大阪・近鉄アート館にて上演。
ノゾエ征爾、キャスト4人のコメント全文は以下の通り。