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『REBEL MOON』主演ソフィア・ブテラの役作りがすごい! 優美なアクションの裏側が明らかに

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Netflix映画『REBEL MOON — パート2:傷跡を刻む者』4月19日(金)独占配信
Netflix映画『REBEL MOON — パート2:傷跡を刻む者』4月19日(金)独占配信

 ザック・スナイダーが20年以上構想し監督・脚本・製作・原案を務め、黒澤明監督の名作『七人の侍』からインスパイアを受け創造した、銀河が舞台のSFスペクタクル巨編『REBEL MOON ― パート 2: 傷跡を刻む者』が19日からNetflixで独占配信される。銀河を支配する悪の帝国マザーワールドと、巨悪にリベンジを誓った主人公コラを演じたのはソフィア・ブテラ。ソフィアはスナイダーを始め、マシュー・ヴォーン、デヴィッド・リーチ、さらにアクション界の新星J・J・ペリーといったアクションシーンに定評のある監督作品に次々と出演し引く手あまたの俳優で、ダンサーの顔も持つ。今回はそんなダンサーの経験も生きたというソフィア流役作りを紹介する。

【写真】腕の筋肉がすごすぎるソフィア・ブテラ

 本作は、暗い過去から逃げ、平和な村で暮らしていた心優しい熱き戦士コラが、ある日、悪の帝国マザーワールドの襲撃を受け、リベンジのために共に戦う反乱者〈レベルズ〉を集める旅へ出るというストーリー。

 銀河のアウトローたちと力を合わせ、一時は帝国の大軍勢を退けることに成功した彼らだったが、無尽蔵の軍事力を誇る帝国は、再びコラたちの村へと容赦なく襲いかかる。ブテラが演じるコラは、『パート1』で〈レベルズ〉を駆逐せんと迫るマザーワールドの執行官ノーブル提督をたった一人で追い込み、力強く、そして華麗な動きで死へと追いやった。『パート2』では死を迎えたはずのノーブルが完全復活し、むしろパワーアップを果たして一切の容赦なく〈レベルズ〉へ襲い掛かる。

 ソフィアはこれまでヴォーン監督作の『キングスマン』で、主演のタロン・エジャトンと過激なアクションを繰り広げた義足の殺し屋を好演したことで注目を集め、以降はデヴィッド・リーチ監督作の『アトミック・ブロンド』やNetflix映画『デイ・シフト』を手掛けた J・J・ペリーが今後贈り出す『The Killer's Game(原題)』にも出演する。

 数々のアクションをこなしてきた彼女だが、本作では、フットワークを鍛えるためにボクシングとムエタイのトレーニングを重点的に行い、アクションシーンではダンスの経験を最大限に生かし、リズム良く手足のステップを踏むことを意識していたという。

 さらに、スタントを自分でこなしたいという意志がとても強かったそうで、スタントコーディネーターのフレディ・ブシエグスはソフィアの役作りを理解した上で彼女のダンススタイルをアクションに取り入れたそうだ。

 ブシエグスは「コラは高度な訓練を受けた戦士なので、彼女の戦い方は洗練されています。巨大な生き物や自分の倍も体重がある人間と戦う場合、力と力でぶつかり合うことは避けるでしょうね。自分の敏捷さを利用したり、敵の攻撃を上手く避けたり、ジャンプしたり、肘や膝を駆使したり、周りにあるものを何でも利用して攻撃するはずです」と語り、ブテラの長い手足や優美な身のこなしが映えるアクションのポイントを明かした。

 アクションの見せ方にこだわったブテラだが「物語の設定には長い間思い悩みました」と苦悩も語っている。彼女は演じるにあたり、コラが抱える過去に悩まされていたそうで「コラがしたことを考えると、どうやって演じれば良いのか…と。その恐ろしさは回想シーンから分かりますが、罪を犯した人間に対して、贖罪や慈悲が認められていいのか。“もし私がコラを許すことができなかったら、どうやって演じればいい?”とそんな思いが長い間ずっと私の中にあり、そのことについてザックとたくさん話をしました。そしてこの役を演じてしばらくしたある時、彼女というものが見えてきて理解し始めたのです。彼女は従うしかなかった。こうした彼女の側面を完全に理解することはできないけれど、それでも演じるためには理解しなくてはなりませんでした」と告白。自分自身がその役を受け入れられるかどうか自問自答した上で、コラという存在を徐々に理解し、演じることができたという。

 そんなブテラは、2部構成で紡がれた物語を振り返り「パート1でのコラは、これまで経験してきたことを心に押し込め、村の住民たちに自分の過去を隠していました。しかし、パート2でコラの秘密は知られることとなり、戦士として培ってきた力を取り戻します。自信を取り戻した彼女は、今度こそ持てる力の全てを、守るべき人々を守るために注ぐのです」と語っている。

 アクションはもちろん、コラを筆頭に〈レベルズ〉の向き合わなければならない過去を深掘りしたエモーショナルな人間ドラマにもこだわっている本作。過去を振り返った時、全員がマザーワールドとの因縁があることにつながるが、強い復讐心を抱くアウトローたちは愛する者と銀河の運命のために悪の帝国へリベンジできるのか? 壮絶なラストバトルの行方に注目だ。

 Netflix映画『REBEL MOON ― パート 1: 炎の子』はNetflixにて独占配信中、『REBEL MOON ― パート 2: 傷跡を刻む者』はNetflixにて4月19日世界独占配信。

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