松本幸四郎、市川染五郎の回答に太鼓判「素晴らしい! 私のせがれです」
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松本幸四郎が23日、都内で行われた劇場版『鬼平犯科帳 血闘』の完成披露上映会に共演の市川染五郎、仙道敦子、中村ゆり、本宮泰風、浅利陽介、山田純大、久保田悠来、志田未来、北村有起哉、山下智彦監督と共に出席。“私にとっての鬼平とは”というテーマで話す場面で、幸四郎が染五郎の回答に太鼓判を押した。
【写真】父・松本幸四郎のトークに笑顔を見せる市川染五郎
時代小説の大家・池波正太郎の三大シリーズの1つとして知られ、累計発行部数3000万部を超える大ベストセラー時代小説『鬼平犯科帳』を原作に、“新たな鬼平”として十代目・松本幸四郎を主演に迎え、「鬼平犯科帳」SEASON1(シーズンワン)と銘打って、テレビドラマ(3作品)と劇場版(1作品)を新たに製作。また、5月撮影予定の『鬼平犯科帳』SEASON2の製作も発表されている。
イベントでは“私にとっての鬼平とは”というテーマでトークが展開。染五郎は「職人たちのこだわりの結晶」と答え「もちろん役者のみなさんもそうですし、山下監督をはじめスタッフのみなさま、関係者のみなさま、職人たちが集結してこだわって作ってくださった作品だなと。現場にいても感じましたし、完成したものを拝見しても思いました」と説明した。幸四郎は染五郎の答えを「素晴らしい!」と称え「私のせがれです」と笑顔で紹介。会場からは笑い声と拍手が贈られた。
幸四郎は「天命」だと言い「『鬼平犯科帳』という映像作品が、いつの時代も存在するのだという天命」だとコメント。続けて「自分自身も長谷川平蔵を務めることが天命だと思うように…思おう、と自分に思い込ませていました」と告白し「正面から受け止めて、それをしっかりと引き受けて務め上げるんだ、それは天命なんだと思いました」と熱い思いを語った。
志田は「つきあってみたい人」と回答。「幸四郎さんの鬼平かっこよくないですか!?」と訴え「色気もすごいですし、絶対に守ってくれるであろう安心感。私がこの時代に生きていたら鬼平さんと結婚したいです」と鬼平にラブコールを送った。
劇場版『鬼平犯科帳 血闘』は、5月10日より公開。