坂本昌行主演ミュージカル『三銃士』9月より上演決定! Aぇ! group末澤誠也ら共演
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坂本昌行が主演を務めるミュージカル『三銃士』が、9月8日~28日に東京・日生劇場、10月4日~6日に広島・広島文化学園HBGホール、10月18日~27日に大阪・SkyシアターMBSにおいて上演されることが決定。他キャストも発表となった。
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19世紀フランスの作家であるアレクサンドル・デュマの代表作「三銃士」は、そのスリリングなストーリー性から、ブロードウェイやフランス、オランダなど、世界各国でミュージカル化されてきた。本作は、2004年にチェコで製作された後、2009年に韓国で脚本や楽曲を大幅にリニューアルされ、再演が繰り返されている人気作品。演出を手掛けるのは、『THE BOY FROM OZ』、日本版『ロックオペラ モーツァルト』、『スパイダーマン:ターン・オフ・ザ・ダーク』で知られるフィリップ・マッキンリー。「三銃士」定番の、憧れの銃士を目指すダルタニャンの成長と恋の物語だけでなく、三銃士のリーダー格であるアトスにも焦点を当て、かつての恋人との間で揺れる愛憎や、ダルタニャンの亡き父を通してアトスとダルタニャンの絆を描き出します。スペクタクルな「冒険活劇」の要素はそのままに、登場人物たちの心理描写に深みを与えた新しいミュージカルを届ける。
また本作では、メインテーマ曲としてブライアン・アダムスの「All For Love」が用いられる。本曲は、ブライアン・アダムス、ロッド・スチュワート、スティングの3人が“三銃士”として歌い、世界中で大ヒットした名曲だ。時代を超えて息づく、「人間ドラマ」を前面に打ち出したミュージカル『三銃士』に注目したい。
17世紀、フランスは揺れていた。国王ルイ13世を守る近衛銃士隊と、政治の実権を握るリシュリュー枢機卿直属の親衛隊との間で争いが絶えず、アトス(坂本昌行)は、国王を守る銃士の1人としてその渦中にいた。亡き父と同じ銃士になることを夢見て、田舎町からパリへと出てきたダルタニャン(末澤誠也)は、三銃士を率いるアトスに続き、アラミス(上口耕平)、ポルトス(原田優一)と次々に出会うが、ガキとからかわれたことに腹を立て、それぞれに決闘を申し込む。その騒ぎの中、目の前に美しいコンスタンス(屋比久知奈)が現れ、ダルタニャンは一目で恋に落ちる。
いざ決闘の時、リシュリュー卿の親衛隊長ジュサック(上山竜治)が法律違反を名目に、4人を逮捕しにやってくる。三銃士とダルタニャンは親衛隊相手に共に戦い、見事に勝利、コンスタンスの宿屋で祝杯をあげる。仲も深まる中、アトスはダルタニャンの父が自分の師であることに気づくのだった。宴の最中、突然コンスタンスが何者かにさらわれてしまう。さらったのは国王と対立するリシュリュー卿の腹心となり暗躍するミレディ(シルビア・グラブ)。かつて恋人であったアトスは複雑な心境でいた……。一方で、国王が行方不明になったことが発覚。リシュリュー卿(今井清隆)が、国家を揺るがす陰謀を企てていたのだった。果たして、アトスとミレディの行く末は? ダルタニャンと三銃士はコンスタンスと国王を連れ戻すことができるのか――。
剣の腕前に優れた三銃士のリーダー格、アトスを演じるのは坂本昌行。銃士になることを夢見て田舎町からパリへ出てきた青年ダルタニャンに末澤誠也(Aぇ! group)、ダルタニャンと恋に落ちる純真な娘コンスタンスに屋比久知奈、三銃士の1人で仲間思いのアラミスに上口耕平、同じく三銃士の1人で元海賊であり腕力に自信があるポルトスに原田優一、銃士隊と敵対する枢機卿の親衛隊長ジュサックに上山竜治、枢機卿の腹心として暗躍し悪女と噂されるミレディにシルビア・グラブ、そして国王を追い出しフランスの全権を掌握しようと企てる枢機卿リシュリューに今井清隆と、個性豊かな俳優陣が集結した。
主演の坂本昌行は「日本で何度も上演されている名作『三銃士』に参加出来る事を心から嬉しく思います」とコメント。「さて、どんな作品に仕上がるのか今から僕自身も非常に楽しみです」と意気込みをみせた。末澤誠也は、「純粋で正義感が強いダルタニャンが三銃士と出会ってどのように成長していくのか、またコンスタンスとの甘酸っぱい恋愛やアトスとの絆、色んなダルタニャンをみなさんに見て楽しんでいただけるように精進したいと思います」と語った。
ミュージカル『三銃士』は、9月8日~28日に東京・日生劇場、10月4日~6日に広島・広島文化学園HBGホール、10月18日~27日に大阪・SkyシアターMBSにて上演。
※坂本昌行、末澤誠也、フィリップ・マッキンリー(演出)のコメント全文は以下の通り。