舘ひろし&柴田恭兵、『あぶない刑事』8年ぶり新作に歓喜「この4人が揃うと最強」
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俳優の舘ひろしと柴田恭兵が3日、神奈川・横浜ブルク13で行われた映画『帰ってきた あぶない刑事』完成披露舞台あいさつに、浅野温子、仲村トオル、土屋太鳳、吉瀬美智子、西野七瀬、原廣利監督と共に出席。本作完成の喜びを語った。
【写真】舞台あいさつに登場した「あぶ刑事」最強メンバーたち
本作は、1986年に連続テレビドラマとして放送され大人気を博した「あぶない刑事」シリーズの8年ぶりとなる劇場公開版。前作で刑事を定年退職しニュージーランドで探偵事務所を始めた舘ひろし演じる鷹山敏樹、柴田恭兵ふんする大下勇次が、横浜に凱旋する。
舘は本シリーズについて「8年ぶりなんですが、8年間空いていたという気が全くしないです。つい3年ぐらい前に『さらば』を撮ったよう」と、2016年公開の『さらば あぶない刑事』からの実感を吐露。続けて「このお話をいただいた時に、すごくうれしくて、すぐやりたいと、そういう風に思いました」と笑顔を見せた。司会が前作について「本当に“さらば”なんじゃないかと思っていた人も多いと思う」と触れると、舘も「僕もそう思っていました」と共感していた。
柴田は「舘さんと会えるのが本当に楽しくて」としみじみ。さらに「もちろんトオルくん、あっちゃん(浅野)に会えるのもとっても楽しくて、この4人が揃うと本当に最強だなという感じがして、実家に帰ってきたような、そんな感じで始まりました」と撮影を振り返った。
また本シリーズ初参加となる土屋は「私の家族も本当に“あぶデカ”が大好きなので、今でも信じられないくらいうれしさでいっぱい」と歓喜。さらに「初めて舘さんと恭兵さんにお会いしたのが、撮影の前のお祓い。お二人がスーツを着ていらしたんですよね。その立ち姿を見て、格好良すぎて目からうろこがぼろぼろ落ちました。『何がこんなに格好良いんだろう、姿勢なのかな』と色々考えたんですけど、よく宇宙に行った人は地球の輝きを見てすごく驚くと。そんな気持ちです」と独特の表現で舘と柴田の佇まいを褒めちぎった。
さらに同じくシリーズ初参加の西野は「お二人(舘と柴田)のトオルさんへのリアルいじりというか無茶ぶりが、毎回毎回テイクが変わるごとに何をされるか分からないランダム性があった」と告白。「ずっとたぶんトオルさんも鍛えられてきたので、綺麗に返して。それがすごくびっくりしました。台本に書かれていないことがたくさん出てくるので、私もちょっとヒヤヒヤしながら現場にいました」とアドリブの多い現場に緊張感があったことを打ち明けていた。
映画『帰ってきた あぶない刑事』は、5月24日公開。