『鬼滅の刃』最終話の“浅草ニードル”が話題 優秀すぎる功労者に「人間食わない方が強い」説も
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『テレビアニメ「鬼滅の刃」柱稽古編』(フジテレビ系/毎週日曜23時15分)最終話となる第八話が6月30日に1時間スペシャルで放送。劇場版のようなクオリティで描かれた最終決戦の始まりが描き大きな反響を呼ぶなか、珠世とともに鬼舞辻無惨(※)の足止めに貢献した意外なキャラクターに注目が集まっている。(※以下、ネタバレを含みます。ご了承の上、お読みください)
【写真】元音柱の姿も! 『鬼滅の刃』炭治郎&柱イラスト
第八話「柱・結集」で、産屋敷邸に乗り込んできた無惨。産屋敷耀哉は、あらかじめ用意していた大量の爆薬で妻子もろとも屋敷を爆破して無惨の動きを止める。それでも驚異的な速度で再生する無惨だったが、直後に彼も知らない棘の血鬼術によって身体を固定され、珠世に人返りの薬を吸収させられてしまう。
血鬼術の持ち主、それは「竈門炭治郎 立志編」第七話に登場した人物。竈門炭治郎と遭遇した無惨の近くをたまたま通りがかったところを鬼にされたが、珠世の治療によって自我を取り戻し、陰ながら鬼殺隊に加勢することに。ファンからは「浅草の人」「浅草の旦那」などの愛称で親しまれている。姿を現すことはなく血鬼術の発動も1度きりだが、無惨の足を止めて珠世の接近を許すきっかけを作ったことを考慮すると鬼殺隊への貢献度は計り知れない。
SNSでも「優秀すぎる」「映像化すると改めて浅草の旦那の血鬼術が規格外すぎる」「無惨だから固定されるだけだけど対人間だったら殺傷能力ありすぎる…」「敵に回らなくてよかったですわ…」「(鬼は)人間食わない方が強いのでは疑惑がすごい強い。禰豆子もだけどゆしろー(愈史郎)も強いからなぁ」「鬼滅はよく『ここの話でもう一冊漫画描けるだろ!』的な小話がありますが浅草の旦那もその1人だよね」「ファンから浅草ニードルって名前つけられてるのには草生えた」など、絶賛のコメントが続出。
一方で「珠代様も鬼殺隊も『次の夜明けに無惨を仕留める』と決めているのだから、浅草の旦那は夜が明けるまでに安全地帯で薬を使用して人に戻っておかなければいけない」「『無惨に鬼にされた者は無惨が死ぬと皆消滅する』浅草の旦那と奥さんの結末がとんでもなく切ないものなんじゃ…? と定期的に心臓がギュッとなる」と、浅草の旦那の身を案じる声も寄せられている。
一方で、「無惨様は禰豆子(※)といい、肝心な能力持ちを直近で逃しすぎ」「棘のえっぐい血気術は敵だったら何人やられたやら これの持ち主を鬼化させて見逃す無惨様の目の節穴なことよ…」といった指摘も少なくない。
※「辻」の正式表記は一点しんにょう
※「禰」の正式表記は「ネ+爾」