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トム・クルーズ主演『M:I』シリーズ3作が金ローで3週連続放送決定!

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映画『ミッション:インポッシブル』ビジュアル
映画『ミッション:インポッシブル』ビジュアル(C)2024 Paramount Pictures. All rights reserved.

 トム・クルーズ主演映画『ミッション:インポッシブル』シリーズの第1~3作が、『金曜ロードショー』(日本テレビ系/毎週金曜21時)にて6月7日から3週連続で放送される。

【写真】イーサン・ハントがCIAのメイン・コンピューター室に侵入! 映画『ミッション:インポッシブル』場面写真

 『ミッション・インポッシブル』のオリジナルは、1960~70年代にかけてテレビ放送されたスパイアクションドラマ(邦題『スパイ大作戦』)。ラロ・シフリンによる有名なテーマ曲と、「例によって、君、もしくは君のメンバーが捕らえられ、あるいは殺されても、当局は一切関知しないからそのつもりで」という非情な指令のフレーズなどで、日本でも人気を博した。このテレビシリーズの続編として1996年に第1作が映画化、トム・クルーズが主人公イーサン・ハントを演じ、“ミッション:インポッシブル(実行不可能な指令)”に挑む人気シリーズに成長。これまで7作が公開され、全世界興行収入41億ドル(約6390億円)を記録している。

 本シリーズでは、トム・クルーズ自身が第1作からプロデューサーを務めることで、妥協を許さない、常識を超えたアクションシーンとなっており、中でもスタントマンを使わず、トム・クルーズ本人が危険なアクションに挑む「ノースタントアクション」は毎回、大きな話題となっている。

 まず第1週の6月7日は、シリーズ第1作『ミッション:インポッシブル』。テレビシリーズ『ミッション・インポッシブル』(邦題『スパイ大作戦』)の大ファンだったトム・クルーズが、映画の大スクリーンで続編を製作することを立案。自身が初めてプロデューサーに挑戦し、製作上のパートナーであるポーラ・ワグナーとともに92年にパラマウント映画内に設立した“クルーズ/ワグナー・プロダクションズ”の第1回作品として1996年に公開。興行収入は全世界で4.5億ドル(約675億円)を超えるヒット作となった。

 テーマ曲には、テレビシリーズで有名なラロ・シフリン作曲の「Theme From Mission:Impossible」。テレビシリーズで第2シーズンから、IMF(Impossible Missions Force/不可能作戦部隊)のリーダーを務めた、“ジム・フェルプス”が本作でも登場、テレビシリーズでおなじみの「おはよう、フェルプス君~」で始まる、当局からの指令のシーンが再現される。

 また、トム・クルーズ演じるイーサン・ハントがCIAのメインコンピューター室に侵入する有名なワイヤーアクションは、今でもさまざまな映画やドラマでオマージュされるほどの象徴的なシーンとなっている。

 そして、最高時速300km以上で疾走するロンドン‐パリを結ぶ超高速鉄道「TGV」の屋根で繰り広げられるバトルシーンも本作のクライマックスとなっている。

 監督はブライアン・デ・パルマ。共同脚本にはデイビッド・コープとロバート・タウン。共演はジョン・ヴォイト、ジャン・レノなど。

 2週目の6月14日は、第2作『ミッション:インポッシブル2』。全世界興行収入で5億4500万ドルを突破し2000年No.1の大ヒットを記録。日本国内でも102億円の興行収入でその年のNo.1ヒット作品となった。

 本作では悪に転じた元エージェントが、恐ろしい生物兵器―殺人ウイルス“キメラ”を強奪。イーサンは殺人ウイルス兵器の使用を阻止するべく、首謀者を追って世界各地を飛び回る。

 監督はジョン・ウー。前作よりも大幅に盛り込まれたアクションシーンは、ジョン・ウー監督ならではのこだわりを見せる最大の見どころとなっている。脚本は、前作で共同脚本を担当したロバート・タウンが今回は単独で担当。

 イーサンの相棒を務めるスゴ腕の女泥棒・ナイア役にはタンディ・ニュートン。殺人ウイルス“キメラ”の奪還を命じるIMFのイーサンの上司スワンベックにはアンソニー・ホプキンス。前作でイーサンと手を組んだ天才ハッカー、ルーサーを演じるヴィング・レイムスは本作でも引き続き出演する。

 冒頭の米デッドホースポイント州立公園でセーフティーネットを使わず、高さ30m以上の断崖絶壁に腕だけでぶら下がるというフリークライミングのシーンや、ヘリコプターからビルに潜入するために屋上の天窓にダイビングするシーン、クライマックスの2台の大型バイクでバトルを繰り返しながら疾走するシーンなど、スタントマンを使わない「ノンスタントアクション」シーンは、トム・クルーズ自らがプロデューサーを務める本シリーズだからこそ実現できた。

 3週目の6月21日は、第3作『ミッション:インポッシブル3』。第一線から退いて、諜報機関IMFの教官になっていたイーサン・ハントが、かつての教え子が拉致された事をきっかけに、現役に復帰する。

 本作では、イーサンとの結婚を控えた婚約者ジュリアも登場。イーサンは、彼女や親族には自分は交通局の職員だと身分を偽っていたが、敵にその存在を知られてしまったジュリアは誘拐され、人質として敵のアジトに連れていかれてしまう。最愛の人に迫る命の危機の前にイーサンはどう立ち向かうのか?

 本作もトム・クルーズ自らが挑む「ノンスタントアクション」が満載。イーサンが橋の上で敵の戦闘機やヘリコプターから攻撃を受け、爆風に吹き飛ばされて他の車にたたきつけられたり、転がってきた大型トラックの下部をすり抜けたりするシーンは、緻密に計算されたシークエンスによって実現できたスタント。一歩間違えればただのけがでは済まない危険なシーンだ。

 また、上海の摩天楼を舞台に、敵のアジトに潜入するため、隣の高層ビルから振り子の原理で飛び移るワイヤーアクションでは、高層ビルの斜面を滑落していくイーサンの姿が見どころ。

 監督はJ・J・エイブラムス。後に「スター・ウォーズ」シリーズ第7作『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』と、シリーズ最終章の第9作『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』の監督を務めるエイブラムスにとって本作が初監督作となった。さらに、本作では共同脚本も務め、次回作『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』から第6作の『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』までは、トム・クルーズと共に製作に名を連ねている。

 本作のヴィラン、凶悪なブラックマーケット商人のオーウェン・デイヴィアン役には2014年に急逝したフィリップ・シーモア・ホフマン。イーサンの上司セオドア・ブラッセル局長役にはローレンス・フィッシュバーン。

 映画『ミッション:インポッシブル』は6月7日21時(15分拡大)、『ミッション:インポッシブル2』は6月14日21時(35分拡大・本編ノーカット)、『ミッション:インポッシブル3』は6月21日21時(35分拡大・本編ノーカット)、日本テレビ系『金曜ロードショー』にて放送。

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