永野芽郁&佐藤健、実写化『はたらく細胞』は「間違いなく我々2人の代表作」「一番面白いんじゃない」
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女優の永野芽郁と俳優の佐藤健が11日、都内で行われた映画『はたらく細胞』製作発表会に出席。佐藤が作品の出来栄えに胸を張った。
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本作は、細胞を擬人化して描き、その斬新かつユニークな設定が大きな話題を呼んだ漫画『はたらく細胞』の実写映画化。主人公となる赤血球を永野、赤血球と共に体内を守る白血球を佐藤が演じる。
佐藤は「この話を早くしたくてうずうずしていた」「間違いなく我々2人の代表作となりますね。一番面白いんじゃない」と自信。永野は「『私が赤血球をやるの』っていうところから始まったんですけど、きっと最初で最後になる赤血球だなと思ったので、うれしく、楽しみにしておりました」と笑顔で語った。
もともと原作を読んでいたという佐藤は、「とにかくこの世界観にほれてしまって。白血球役というイメージは湧きましたね。イメージしか湧かなかったです」 ときっぱり。「『これをやらなかったら今まで俺は何をしていたんだ』『この作品、この役をやるために今まで俳優として頑張ってきたんだな』と思いました。集大成です」と作品への思い入れの強さを口にすると、「そうだったの!?」と驚いていた永野も「私がやるべきだった。私の集大成です(笑)」と笑いながらアピールした。
また、永野が演じた赤血球について、佐藤が「赤血球ってものすごくたくさんいるんですよ。いろんな赤血球、いろんな細胞があって、それでもやっぱりすぐわかったんですよ。大衆の中にいて。『これが華か』と思いました」とコメント。すると永野は「褒め上手なんです(笑)」とほほ笑んだ。
佐藤が演じる白血球が、体内の外敵と戦う細胞であることから、アクションシーンも本格的。佐藤が過去に出演した映画『るろうに剣心』でもアクションを担当した大内貴仁氏が携わっているそうで、佐藤は「このお話をいただいて、『大内さんがいい』と提案させていただいた」と打ち明け、「というのは、こういうちょっとすっとぼけたちょっと子ども向けの作品だからこそ、アクションは本格的なほうが映画としてメリハリがついて面白いかなと思ったんです」と説明した。
さらに「『るろうに剣心』から時間が経ってやったんですけど、逆に『るろうに剣心』以上のアクションを見せないと自分がやる意味がない。なので結構頑張ったんですよ」と告白。永野は白血球に守られる赤血球役として、「全力で私を守ってくれる姿にキュンとしました」と撮影を振り返っていた。
映画『はたらく細胞』は、12月公開。