『プロセカ』初のアニメ映画化決定! ゲームでは描かれていない新しい初音ミクが登場 特報解禁
リズム&アドベンチャーゲーム『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク』の新プロジェクトとして、初のアニメ映画化となる『劇場版プロジェクトセカイ 壊れたセカイと歌えないミク』が製作され、2025年1月17日より全国公開されることが決定。メインビジュアルと特報が解禁された。
【写真】ゲームでは見られない初音ミクの秘密とは? 『劇場版プロセカ』場面カット
2020年9月にサービスが開始され、全世界ダウンロード数3900万を突破した人気アプリゲーム『プロセカ』こと『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク』。劇場版では、ゲームでは描かれていない新しい「初音ミク」が登場し、完全オリジナルストーリーとなる。本作は『プロジェクトセカイ』の初のアニメ映画化であり、バーチャル・シンガー「初音ミク」を描いた初の映画でもある。2025年1月17日より全国の映画館で公開予定だ。
「キミのことを、教えて。そうすれば、歌がわかるのかもしれない」。CDショップで聴いたことのないミクの歌を耳にした星乃一歌。彼女はモニターに、見たことのない姿の”初音ミク”を見つけ、「ミク!?」と思わず声に出す。その声に驚いたミクは、一歌と目が合ったものの、ほどなくして消えてしまう。
後日、路上ライブを終えた一歌のスマホに、以前見かけたミクが姿を現す。寂しそうに俯くミクに、一歌はそっと話を聞いてみると、歌を届けたい人たちがいるのに、いくら歌っても、その歌が届かないという。ライブで多くの人の心に歌を届ける一歌の姿を見て、彼女のことを知れば自分も同じように出来るのではと考えたミクは、一歌のもとにやってきたのだった。ミクの願いに「私でよければ」と微笑みながら一歌は答え、初音ミクと少年少女たちの新たな物語が始まる―。
解禁となったメインビジュアルでは、音楽を中心としたサブカルチャーが盛んな街「シブヤ」で、ノイズをまとった初音ミクが寂しそうにしゃがみ込んでいる。その周りを行きかう多くの人は、そんなミクを気に留めていないようだが、足下の水面にはミクが映っておらず…。寂しそうな表情の初音ミクは何を思い、その存在は何を示すのか、続報を待ちたい。
あわせて、『プロセカ』のオリジナルキャラクターたちも登場する特報映像が解禁された。『SHIROBAKO』『スキップとローファー』などを手掛けるP.A.WORKSが、本作のアニメーション制作を担当している。劇中シーンで構成された特報映像では、ゲームには登場していない新しい「初音ミク」の姿や、ゲームでもおなじみのキャラクターが劇場アニメーションとして描かれている。
「出逢ったのは歌えないミク」と目を疑うようなテロップと「届けたい人たちに、私の声は届かない。知りたいの、歌の届け方。キミのことを、教えて」とミクのナレーションでつながる特報には、黒髪ロングヘアが特徴的な星乃一歌をはじめ、『プロジェクトセカイ』プレイヤーにはお馴染みのキャラクターたちが登場。頭に「×」のモチーフがついた、見たことのない姿のミクは、誰に歌を届けたいのか? なぜ歌えないのか?
アニメ映画『劇場版プロジェクトセカイ 壊れたセカイと歌えないミク』は、2025年1月17日より全国公開。