世界中で愛されるプリンセス、ガラスの靴を凶器に復讐の鬼と化す――『シン・デレラ』10.25日本公開決定
グリム兄弟やシャルル・ペローの『シンデレラ』をベースに、冷酷残忍な処刑人に変ぼうした“ダーク・シンデレラ”を描いた映画『Cinderella’s Curse(原題)』が、『シン・デレラ』の邦題で10月25日より全国公開されることが決定。併せてポスター、予告編が解禁された。
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継母とその娘たちからひどい仕打ちを受けながらも健気に生きるシンデレラが、ある出来事をきっかけに冷酷非道な処刑人へと変ぼうし、史上最恐の“ダーク・シンデレラ”へ。復讐心に駆り立てられて、あのガラスの靴を武器に、超残虐な方法で暴れ狂うシンデレラが、今までのシンデレラ像をぶち壊す。
昔々あるところにシンデレラという美しい娘がいた。継母と義理の姉たちによる虐待に苦しんでいたある日、庭で見つけた不思議な本を読んだ彼女の前に魔法使いの“フェアリーゴッドマザー“が出現。「舞踏会で王子様と踊りたい」と願ったシンデレラは、魔法の力によって憧れの王子とダンスをする夢が叶うのだった。
ところが王子や継母たちは舞踏会に参加している人々の前で、シンデレラのドレスを剥ぎ取り、全裸にして嘲笑、辱めの限りを尽す。その瞬間「復讐したい」と願ったシンデレラはガラスの靴を凶器に変え、邪悪な人間どもを残虐な手段で次々と血祭りにあげていく。
このたび解禁されたポスターには、お城の前に燃え盛る馬車、斧を握りしめた血みどろのシンデレラ、そしておなじみのガラスの靴があしらわれている。そこに「今はどんなに苦しくても信じ続けてさえいればいつか必ず夢は叶う」と本家シンデレラと同じセリフが添えられている。
併せて予告編も公開され、王子様に恋をしたシンデレラが、ガラスの靴を履き、美しいドレスを見に纏い王子への熱い想いを告白。手を取り合いいよいよ夢にまで見たダンスのシーンと思いきや、「は?」と王子から思いもよらぬ反応が。さらに王子はシンデレラに顎クイしたかと思いきや、暴言とともに、顔に唾を吐き捨てるのだった。天にも昇る思いだったシンデレラは絶望の淵に突き落とされ、同時に復讐に目覚める。
“フェアリーゴッドマザー”の力を借りて、ガラスの靴や斧を振り回し、シンデレラを貶めた王子、継母、義理の姉たち、そして彼女を嘲笑ったパーティーの参加者たちを恐怖のどん底に突き落としていく。しまいにはガラスの靴を履かせるべく、どでかいハサミで足の指を切り落とそうとするシーンまで。今まで我々が知っている「シンデレラ」とは思えないストーリー展開が繰り広げられるが、ガラスの靴を履くために足の指を切り落とすシーンは、原作にもあるシーンなのだという。
製作総指揮は、『プー あくまのくまさん』のスチュアート・オルソン。字幕監修は、Xや様々な媒体でホラー映画を中心に紹介するホラー映画の伝道師・人間食べ食べカエルが担当。人間食べ食べカエルが長編映画の字幕監修は本作が初となる。
映画『シン・デレラ』は10月25日より全国公開。